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江戸の災害 オランダ商館長が見た 講談社現代新書2556
1,056円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/12/11 |
JAN | 9784065181799 |
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江戸の災害
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江戸の災害
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新書であまり5は付けないんですが、いやー これは良かった。日本人ならぜひ一読すべき。 長崎にいたオランダ商館長が、毎年将軍への謁見として江戸参府を義務付けられていて、 その過程の中で火災や地震に巻き込まれており、その詳細を商館長それぞれの個性で日記に描いている、という新しい視点で 日本の江戸災害史をまとめた1冊。 明暦の大火を生き抜いた冷静なワーヘナール、 神経質で元禄地震に敏感なタント、 地震が怖すぎて描写が全て悲劇的なハルヒト、 京都大火に偶然にも遭遇したファンレーデ、 全て個性が違ってて非常に面白い。またわかりやすい文体で読みやすい。 随所に入る磯田さんの解説もいい。 面白いなと思うのが、昔から日本人は地震や災害に慣れすぎてて、地震が起きても 悲しむ間もなく、すぐに復興活動を始める。 その姿がオランダ人からすると「????」となってるのがすごく面白い。 なんだこいつらと思ってたんだろうな、文化や考え方の違いが現れてて非常に面白かった。
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江戸の災害、この場合は江戸時代の災害の話。災害大国と言われる日本は、鎖国時代に日本に来ていた外国人の目にどう映ったのか。実際に見たことから人伝に聞いたことまで色々なことが載っていた。誤記なのか通訳のミスなのか当時の人々の心境なのか被害数字は誇張されたものもあるが、それが当時の情報...
江戸の災害、この場合は江戸時代の災害の話。災害大国と言われる日本は、鎖国時代に日本に来ていた外国人の目にどう映ったのか。実際に見たことから人伝に聞いたことまで色々なことが載っていた。誤記なのか通訳のミスなのか当時の人々の心境なのか被害数字は誇張されたものもあるが、それが当時の情報の混乱を表してるようにも思えた。外国人の目に映った災害が細かく知れる資料。
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第一章、第二章では、江戸時代に火災が非常に多かったということに驚いた。細かな火災に関する記録だけではなく、商館長の心情も記録されていて興味深い。また、火災が多い理由や明暦の大火以降に発展していく深川の町についても書かれており江戸時代を知ることができる部分もおもしろいと思った。第六...
第一章、第二章では、江戸時代に火災が非常に多かったということに驚いた。細かな火災に関する記録だけではなく、商館長の心情も記録されていて興味深い。また、火災が多い理由や明暦の大火以降に発展していく深川の町についても書かれており江戸時代を知ることができる部分もおもしろいと思った。第六章の島原大変肥後迷惑に関する記載は、細かく描写され、頭の中で映像化されやすく、津波が起きた時の海の様子はとても印象に残った。
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