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ゼロ・アワー 徳間文庫
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ゼロ・アワー 徳間文庫

中山可穂(著者)

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ゼロ・アワー 徳間文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2019/12/06
JAN 9784198945213

ゼロ・アワー

¥814

商品レビュー

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2020/11/07

多分、著者初読み。 プロの暗殺者による一家殺人事件から、物語が始まる。 暗殺者「ハムレット」は「キング・リア」の依頼により、アルゼンチン三世の一家殺人事件を実行するが、長女だけがバレエの合宿で留守にしていた。 その長女も仕留めるつもりだったが、一家の飼っていた猫との格闘で長女を仕...

多分、著者初読み。 プロの暗殺者による一家殺人事件から、物語が始まる。 暗殺者「ハムレット」は「キング・リア」の依頼により、アルゼンチン三世の一家殺人事件を実行するが、長女だけがバレエの合宿で留守にしていた。 その長女も仕留めるつもりだったが、一家の飼っていた猫との格闘で長女を仕留める前に、一家殺人事件が明るみになってしまう。 序盤はハムレットの猫の物語かと思うが、その後の展開はジェットコースター小説で、終盤まで一気読み。 生き残った長女のヒロミは、祖父に引き取られ、ブエノスアイレスで成人になるが、成人になったヒロミは同時に優秀な暗殺者となっていた。 アルゼンチンに移住した4世の日本人の翻弄された人生と、タンゴ、シェイクスピア、そして暗殺者同士の駆け引き。 たくさんの要素が詰め込まれているが、どれもきちんと絡み合っていて、最後まで息つく暇がないくらい面白かった。

Posted by ブクログ

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