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流れは、いつか海へと ハヤカワ・ミステリ
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流れは、いつか海へと ハヤカワ・ミステリ

ウォルター・モズリイ(著者), 田村義進(訳者)

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流れは、いつか海へと ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2019/12/04
JAN 9784150019501

流れは、いつか海へと

¥2,090

商品レビュー

3.4

22件のお客様レビュー

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2024/06/27

十年前に警察官だった ジョー・キング・オリバーは、ある事件ののち私立探偵を仕事に選んで暮らしている。彼は、ある日その時の被害者からの手紙を受けとり、十年前に自分を陥れたものは何だったのかを探り始める。と同時に A・フリー・マン の弁護士が突然態度を翻した事件についての依頼もどうや...

十年前に警察官だった ジョー・キング・オリバーは、ある事件ののち私立探偵を仕事に選んで暮らしている。彼は、ある日その時の被害者からの手紙を受けとり、十年前に自分を陥れたものは何だったのかを探り始める。と同時に A・フリー・マン の弁護士が突然態度を翻した事件についての依頼もどうやら警察の策略の匂いがして、自分を陥れた背景に近いものを感じるので本格的にひさびさにやる気を出すのだった。 十年前から今まで真相もわからず未だ立ち直れていない感じがよくでているし、登場人物の人達の彼に対する心象が好い悪いそれぞれあるところや、十年前に比べてかなり慎重になるところに経験の重さを感じさせる。

Posted by ブクログ

2023/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初のウォルター・モズリイ。 結構な作品数があるにも関わらず、翻訳された数は少ない&ほぼ絶版。そのためこの作品以外で名前を聞いたことがありませんでした。 これぞニューヨークの私立探偵物、と言って良い作品だと思う。地道に、こつこつと関係者を回り、真相へと辿り着く。たまに攫われたり、たまに非合法なことをしたり。 話の筋は二つ。過去に身に覚えのない犯罪で収監され全てを失った主人公ジョーに、あれは用意周到な罠だったことを伝える手紙が届く。同じくして、刑事殺しで捕まっている政治活動家の無実を晴らしてほしいとの依頼が。自身の過去と対峙しながら、調べれば調べるほどきな臭い刑事殺し。題名のとおり、この二つの流れが、いつ合流して海となるか、ワクワクさせられた。 娘のエイジア(めちゃくちゃ良い子!)、元娼婦のエフィー、そして何より重犯罪者の相棒メルカルトが本当に魅力的。この3人に好かれているジョーは何者なんだと笑 ただ、登場人物があまりにも多いので、登場人物表をもう少し充実して欲しかった。結構、読み返しが多かった。その点だけは残念。 シリーズ物じゃなくても良いので、もう少し翻訳されれば嬉しい作者さんでした。

Posted by ブクログ

2022/02/07

どうしようもなく頑固で不器用な男が、どんどん自分を追い詰めて、自分でしんどくなっていく「カッコいい」物語。 原尞さんが薦めているのだから、読まないわけにはいかないでしょう。

Posted by ブクログ

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