あいちトリエンナーレ「展示中止」事件 表現の不自由と日本

岡本有佳(編者), アライヒロユキ(編者)

• 販売会社／発売会社: 岩波書店
• 発売年月日: 2019/11/28
• JAN: 9784000613781

商品レビュー

2024/09/09

あいちトリエンナーレ2019で起きたこと、そして本社会の不自由を各関係者が語る。日本では、現代美術は言論表現ではなく、催し物・娯楽芸能であり、そこから利潤を得るビジネスであり地域おこしと捉えられている。

サブタイトル通り。検閲であるにもかかわらず市民の安全のための自主規制だと認識されていること、主催側に多重委員会の逃げ構造が作られていたことなどを知りました。

2024/08/18

いろんな本を読んでとにかく安倍政権がやばかったことがはっきりわかってきた。今も自民党の政治が続いていて事態は変わってないけど

2021/12/17

名古屋市長が 愛知県知事へのリコールを求めて署名運動をするも、集めた署名の８割が偽造だったことが明るみに出る、という 何ともお粗末な結末しか知らなかったので、
実際 現場ではどうだったのか は、読むまで判らなかった。「公共性」を理由に やや政治的な意味合いを持つ芸術作品の展示を"自粛する"自治体運営が 何件かあったように記憶しているが、行政の、いかにことなかれ主義なことか！
この感想を書いている 2021年12月時点で、数々の問題をおこしてきた河村名古屋市長が まだ現職なのに、さらにびっくり！