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みみずくは黄昏に飛びたつ 川上未映子訊く/村上春樹語る 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2019/11/28 |
JAN | 9784101001753 |
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みみずくは黄昏に飛びたつ
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商品レビュー
4.3
55件のお客様レビュー
今1番気になってる作家のお2人の会話が読めてとても嬉しい。特に「騎士団長殺し」を最近読み終えたばかりだったので、インタビューの内容もついていきやすく良かった。 川上未映子さんだからこそできる質問や、かなり深入りする質問がとても面白かった。特に村上春樹さんの小説の中での、女性の描か...
今1番気になってる作家のお2人の会話が読めてとても嬉しい。特に「騎士団長殺し」を最近読み終えたばかりだったので、インタビューの内容もついていきやすく良かった。 川上未映子さんだからこそできる質問や、かなり深入りする質問がとても面白かった。特に村上春樹さんの小説の中での、女性の描かれ方についての突っ込んだ質問。めちゃくちゃ良かった。 村上春樹さんの今まで読んだ(まだ数は少ない)小説は、どれも私はとても好きだったのだけれど、女性目線で読むと少しモヤモヤするところがあって、その霧が晴れたような気持ちになり、本当にこのインタビューを読めて良かったと思う。 村上春樹さんへは、川上未映子さんがそう感じたように、「信頼関係」を築いて良いんだと感じた。 そして何よりも私が腑に落ちたのは、村上春樹さんは「本当の出来事とか、本当にそこで血が流れたような出来事とか、悲しみや恨みとか、そういったものを自分の物語に利用することはできない。」というところ。もし題材にするなら、スピーチやノンフィクションとしてやると。 私は虐待やネグレクト、性同一障害などの社会的テーマを表面的に小説に「利用」しているかのように取り入れてる作品にとても嫌悪感を抱くので、何だかこれを読んで少しスッキリした。 これから、ブローティガン、カフカ、ディケンズ、メルヴィル、フィッツジェラルド、チャンドラー、サリンジャー、トルストイを読みたい。
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すらすらと楽しく読めた。 村上さんの熱心な読者であり自身も作家である川上さんの問いは、情熱的・具体的・切実でありながら楽しそうだ。質問と回答というより、二人がかりで一つの答えを求めて分け入っていくような。 村上さんのファンとしてはこういうものを読むことには少々躊躇いもあったが(...
すらすらと楽しく読めた。 村上さんの熱心な読者であり自身も作家である川上さんの問いは、情熱的・具体的・切実でありながら楽しそうだ。質問と回答というより、二人がかりで一つの答えを求めて分け入っていくような。 村上さんのファンとしてはこういうものを読むことには少々躊躇いもあったが(個人対個人の体験でなくなってしまうような気がして)、普段は一人で好きなように見ている美術館を、学芸員さんと一緒に巡るような……自分を遥かに上回るオタク(失敬)の話を聞く楽しさもあった。 心に残ったフレーズは「信用取引」、「悪しき物語/開かれた・善き物語」。 「騎士団長殺し」を読み返したくなった。免色さんってやっぱりちょっと、そういうとこあったよな~
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途中からほぼ『騎士団長殺し』の話でこれ絶対『騎士団長殺し』読んでからがいいじゃんと思い一旦やめたんだけどなんとなく再開したら最後まで読んでしまった。『騎士団長殺し』は今日から読みます。ジョン・チーヴァーなどの翻訳作品も読みたくなったし小説も書きたくなった。村上春樹も川上未映子も...
途中からほぼ『騎士団長殺し』の話でこれ絶対『騎士団長殺し』読んでからがいいじゃんと思い一旦やめたんだけどなんとなく再開したら最後まで読んでしまった。『騎士団長殺し』は今日から読みます。ジョン・チーヴァーなどの翻訳作品も読みたくなったし小説も書きたくなった。村上春樹も川上未映子も小説も書くことも好きな私にはとても興味深く心地の良いインタビュー本でした。
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