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星の子 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/12/06 |
JAN | 9784022649409 |
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星の子
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商品レビュー
3.5
590件のお客様レビュー
今村夏子さんは日常の中にある違和感を言語化するのが上手な人だと思う。 本人にとってはそれが日常であり、普通であるのだろう。 わたしはただわたしにとっての普通の視点からみた違和感を感じているだけなんだろう。 それにしてもミナミ先生はなんか嫌。
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宗教、あまり身近に無かったものなので読みながら私が周りの人間だったらどうするか?考えながら読みました。そんなに自分に被害がなければ、人の信仰をどうこうする権利はないよなあと思いながら、でも立場がもしちひろだったら?かなり難しいです。 南先生のキレが怖くて身体がキュッとなりました...
宗教、あまり身近に無かったものなので読みながら私が周りの人間だったらどうするか?考えながら読みました。そんなに自分に被害がなければ、人の信仰をどうこうする権利はないよなあと思いながら、でも立場がもしちひろだったら?かなり難しいです。 南先生のキレが怖くて身体がキュッとなりました。中身がカスすぎる。その後のちひろの切り替えのはやさ、切ないけれどちょっと分かるかも。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ちひろの父母があやしい宗教に入った。 入信のきっかけは自分のためだったとはいえ、ちひろが成長するにつれて、親に対して不満、不審などの感情が募り、家族崩壊、宗教にのめり込むこわさを感じる話だと思ったが… なべちゃんは、ちひろのことを〝本当の友達かどうかわからない〟とはっきり言うけど、ずっとそばにいてくれる人。 新村くんは、ちひろの突飛な告白にも真剣に耳を傾けて「そうか」「信じてるのか」とありのままを受け止めてくれる人。でも、ただのいい人でなく、本当のことを正直に話す姿が気持ちよかった。「カッパかなにかだと思った」には笑った。 親戚のおじさん、おばさん、しんちゃんは、宗教をよく思っておらず、宗教に入ったちひろの両親を信用していない。でも、大切に思っていて、姪のちひろを心配して見放さず見守ってくれている。 南先生は… 釜本さんは… クラスメイトは… お向かいの家の人は… ちひろの周りにはいろいろな人がいて、ちひろに対してそれぞれいろんな受け止め、関わりをしている。 私だったら、ちひろに対して、ちひろの家族に対してどんな感情をもち接していただろうか。 知りもしないのに、宗教に対して偏見はあったと思う。 ちひろは、自分の与えられた家庭環境の中で、家族を信じ、自分の見たこと、感じたことを信じて生きている。 わからないことはわからない、嘘をつかず、本当のことを話せる子。 家族を愛する強い女の子だと思った。 それは世間一般から見たら風変わりな両親の愛を一心に受けてきたからなのだろう。 最後のページ。星空の下、家族三人の場面が、とてもあたたかく印象的だった。 ギュッとできるってステキな夫婦、ステキな親子。 幸せだなと思う。
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