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「小児性愛」という病 それは、愛ではない
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「小児性愛」という病 それは、愛ではない

斉藤章佳(著者)

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「小児性愛」という病 それは、愛ではない

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブックマン社
発売年月日 2019/11/20
JAN 9784893089267

「小児性愛」という病

¥1,870

商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2024/06/20

大人に是非読んでもらいたい本。 再発率や被害者の年齢層など具体的なグラフも多く載っていた。 第一の被害者を出さない為にも、小児性愛障害者が犯罪の一歩を踏み出さない為にも現在の社会の構造を変えなくてはならない。 一人一人が小児へと向かう性犯罪を知り、変革していくことで犯罪の抑制に繋...

大人に是非読んでもらいたい本。 再発率や被害者の年齢層など具体的なグラフも多く載っていた。 第一の被害者を出さない為にも、小児性愛障害者が犯罪の一歩を踏み出さない為にも現在の社会の構造を変えなくてはならない。 一人一人が小児へと向かう性犯罪を知り、変革していくことで犯罪の抑制に繋がると思う。

Posted by ブクログ

2024/04/29

ずっと眉間に皺を寄せて読む。日本はどうしてこんなにも性犯罪、小児性加害に甘いのか。こんなに再犯率が高いのに執行猶予判決が多く再発防止の為のシステムもほぼないに等しく野放し状態。子どもたちが全く守られていない。 日本社会が変わらなければならないという言葉に共感。

Posted by ブクログ

2023/03/26

児童わいせつを犯してしまった人たちが、どのような心境で実行に至ったのか、逮捕や服役した後のことなどとても詳細に書かれていた。本の中での使われ方は違えど、児童へのわいせつを起こす原因として「ケーキの切れない非行少年」にもあった「認知の歪み」という表現が使われているのが興味深かった。...

児童わいせつを犯してしまった人たちが、どのような心境で実行に至ったのか、逮捕や服役した後のことなどとても詳細に書かれていた。本の中での使われ方は違えど、児童へのわいせつを起こす原因として「ケーキの切れない非行少年」にもあった「認知の歪み」という表現が使われているのが興味深かった。 ・盗撮や痴漢といったAVを好む人と実際に犯罪を犯す人の統計には関係がみられなかったのに、児童ポルノの所持と児童わいせつの実行率には様々な調査で関係がみられる。児童ポルノの規制は事件の防止のために不可欠。 ・小児性愛に目覚めてしまった原因に家庭環境やモテない思いをしたことによる劣等感などがあるが、「原因」があっても罪を犯した「責任」は本人にある、という認識でないと治療につながらない。 ・児童わいせつは特に釈放されてからの再犯率が高い。加害者への治療は、本人や家族のためでもあるが、それ以上に新たな被害者を増やさないためのものである。 ・かわいい=自分より小さい、弱いものに対して心引かれる感情、を抱く時点で人は対象を弱い(下の)存在だと無意識に認識している。性犯罪に限らず、自分もふとしたきっかけで加害者になるかもと自覚的であるべき。 ・性犯罪者にGPSをつけるなどの対策を行う国もあるが、コストに対して再犯率が減少しているとは言いがたい。 「こんな事件が二度と起きないように、同じような法律を日本にも導入しろ」と反射的に言うのではなく、事件を防ぐには何が必要なのか、を考えるのにとても参考になる。 「うちの子に限って」というのは被害者・加害者家族が言う常套句である。最悪の事態を少しでも防ぐために、教育関係者や子をもつ人など、できるだけ多くの大人に読んでもらいたい一冊。

Posted by ブクログ

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