商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2019/11/20 |
| JAN | 9784087440430 |
- 書籍
- 文庫
書楼弔堂 炎昼 文庫版
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書楼弔堂 炎昼 文庫版
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商品レビュー
4.2
38件のお客様レビュー
本を触媒に弔堂に集った歴史上の有名人達の思想信条の形成や発露に纏わる,20世紀初頭を舞台にした物語.歴史書のどこを繙いても決して表に出ることのない為人を,小説家一級の想像力で補間し,歴史を歪めることなく成立させ,二次大戦以前の人々の哲学形成に欠かせなかった書物という存在の意義を浮...
本を触媒に弔堂に集った歴史上の有名人達の思想信条の形成や発露に纏わる,20世紀初頭を舞台にした物語.歴史書のどこを繙いても決して表に出ることのない為人を,小説家一級の想像力で補間し,歴史を歪めることなく成立させ,二次大戦以前の人々の哲学形成に欠かせなかった書物という存在の意義を浮かび上がらせる.案内役として登場する架空の人物天馬塔子が,人々との交流を経て人としての骨子を形成する物語のレイヤも読んでいて身につまされる.
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登山旅行の荷物の余裕が文庫本サイズしかなかったので。現状を嘆きながらも何もしない、という点では同じはずなのに、文句ばかりでいけすかない前作の主人公と比べて、今作の彼女は思慮深いように思えて好感が持てた。哀しいかな、史実に記されなかったばかりに、男性ばかりの登場となった前作と比べる...
登山旅行の荷物の余裕が文庫本サイズしかなかったので。現状を嘆きながらも何もしない、という点では同じはずなのに、文句ばかりでいけすかない前作の主人公と比べて、今作の彼女は思慮深いように思えて好感が持てた。哀しいかな、史実に記されなかったばかりに、男性ばかりの登場となった前作と比べると、僅かだけでも女性にスポットライトが当たっているのも良かった。人の意見は変遷して当たり前、弔いも供養も生者のためにするもの。相変わらず説教臭いが、納得感がある。主人公の対談相手が誰か、散りばめられたヒントから類推する謎解き要素も楽しかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
泣くような話ではないのに最後のふたつのお話では、塔子ちゃんの想いだったり主人の言葉になぜかグッときてしまって泣きそうになってしまった… 人は生きてこそ、死んだら終わりというのが当たり前だけど改めてわかったような気がします。亡くなった人を忘れる必要はない、むしろ覚えているべきというのと幽霊の話が最後の松岡さんの話につながってすごくよかった…!!この人は誰なんだろうと思っていたからまさかの人で嬉しかった! 忘れないために記録がある、書物があるという考えもすごくすごく良かった。読書って何になるの?と聞かれたことが昔あるけど、ご飯とか飲み物とか睡眠のようになくても生きてはいけるけどあると生活が豊かになるなあなどと思ったりしました。
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