グッバイ・フライデー Daria C

岡本K宗澄(著者)

• 販売会社／発売会社: フロンティアワークス
• 発売年月日: 2019/11/21
• JAN: 9784866573014

商品レビュー

2021/01/08

「グッバイ・フライデー」の感想記事(SSブログ)へのリンクです。
https://yuri-hyky-dia-issho.blog.ss-blog.jp/2020-10-07

2020/01/25

▼あらすじ
会社員の凌は、行きつけのバーで男前なエリート・眞銅に口説かれ、そのままホテルへ。
『セックスは金曜だけ、それも一晩限りの関係』と決めている凌に、「必ず君を手に入れる」と告げる眞銅。
甘く、激しく抱かれ、今までにないほど感じてしまう。
強い快感とストレートな言葉に動揺する凌だが、二度と会うことはないと思っていた。
しかし、取引先として目の前に現れて…。

＊＊＊

ストーリーの完全度：高い
トーン：せつない・あまあま
エロ度：非常に高い
萌え度：高い
総合評価：★4.0

初読みの作家さん。表題作＋短編1。(割合的には9:1です)
表題作はワンナイトラブをモットーにしているトラウマ持ちの美人受けがバーで出逢った紳士で男前な攻め様にひたすらアタック(笑)されるお話で、黒髪美人眼鏡受けが好きな方には堪らない内容になっていると思います。
絵は上手いのですが、割と濃いめ？というか若干癖のある絵柄なので好き嫌いは少し分かれるかもしれません。

個人的に一番魅力を感じたのがエロの部分ですかね。アングルのバリエーションが豊かで見応えがありますし、絵にメリハリがあるのでナニがどうなってるのか分かりやすいのが良いなと思いました。
あと、攻めさんに激しくされている時の受けさんのタマタマに躍動感があってそういう細かい描写もツボでした(笑)

全体的にエロ成分多めですが、だからと言ってエロメインではなく、ストーリーも全体的に上手くまとめられていると思います。
ただ、エロ以外はそこまで読み応えを感じられなかったかな。どちらかと言えばあっさり寄りの作品で、特に攻めが受けに執着する理由が少し弱いような気がしました。
一目惚れとかフィーリングとか言われたらそれまでですが、個人的にはもう少し二人の関係を掘り下げてほしかったです。

とはいえ最初は毛を逆立てた猫のようだった受けが徐々にほだされていく様子は見ていて楽しかったですし、然程ツンデレ好きではない私でも受けがデレるシーンはグッと来たので最後まで概ね楽しく読めた感じです。
要所要所でツボはしっかり押さえられている印象だったので、私に眼鏡属性があればもっと評価を高くしていたかも？
何にせよ、初コミックスにしては全体的にレベルが高い作品だと思います。今後の成長が楽しみな作家さんです。

2019/11/28

たまらん。お互いの雰囲気がもう。大人の色気(？)なのかこれは、表紙買いしたかいがあった。っていうか、攻めが優しすぎる!!!!