商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2019/11/14 |
JAN | 9784575522815 |
- 書籍
- 文庫
破滅の王
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破滅の王
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
解説にもあったが、森村誠一の「悪魔の飽食」を思いだした。戦時中は何が正義で、人間の尊厳はしっかり個々人が意識しないとゴミのようになっていくのだなと感じた。 細菌戦の恐怖は、コロナでちょっと想像ができるが(恐怖のレベルが全く違うかもしれない・・・)ものすごく恐ろしい。 上田早夕...
解説にもあったが、森村誠一の「悪魔の飽食」を思いだした。戦時中は何が正義で、人間の尊厳はしっかり個々人が意識しないとゴミのようになっていくのだなと感じた。 細菌戦の恐怖は、コロナでちょっと想像ができるが(恐怖のレベルが全く違うかもしれない・・・)ものすごく恐ろしい。 上田早夕里さん、こういう小説も書けるんだ。才能ってすごいですね。
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日本が満州事変から第二次世界大戦に突き進む時代に中国本土で細菌兵器が開発されつつあった、ということは事実だったのだろう。兵器と治療薬は必ずセットであるべき、そう考える人と世界滅亡も辞さないという急進的な考えの人との間の世界レベルの鬩ぎ合いは非常にスリリングだが、この複雑な勢力図、...
日本が満州事変から第二次世界大戦に突き進む時代に中国本土で細菌兵器が開発されつつあった、ということは事実だったのだろう。兵器と治療薬は必ずセットであるべき、そう考える人と世界滅亡も辞さないという急進的な考えの人との間の世界レベルの鬩ぎ合いは非常にスリリングだが、この複雑な勢力図、人間関係、国家間の駆け引きを果たして自分はどれだけ感じ取ることができたのだろう。 著者の上海ものを読むのは2作目だが今回も読者の力量を試されて、途轍もなく大きなストーリーの中に飲み込まれてしまった。もっとリアルに感じたい、いや感じたくはないか。この時代より今はいい時代と言えるのだろうか、などと思う自分が情けなくなる。 科学者の宮本、諜報機関の灰崎の友情が美しくも悲しい。
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フォローしている方の評価が高いので、読んでみましたが、とにかく難しかったです。 様々な用語が飛び交ってて、読み終えるのに時間を用しました。 早くこれをサラッと読みこなせるようになりたいものです。
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