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自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学 講談社現代新書2551
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自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学 講談社現代新書2551

森口佑介(著者)

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自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学 講談社現代新書2551

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/11/13
JAN 9784065179192

自分をコントロールする力

¥990

商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2024/06/21

自分をコントロールする力。自制心の方がわかりやすいが、ここでは実行機能としている。実行機能には思考(ハンドル)と感情(ブレーキとアクセル)の2種類があり、幼児から成人になるにつれ発達していくが、青年では感情の実行機能のアクセルとブレーキの発達がアンバランスになり、一時的に低下して...

自分をコントロールする力。自制心の方がわかりやすいが、ここでは実行機能としている。実行機能には思考(ハンドル)と感情(ブレーキとアクセル)の2種類があり、幼児から成人になるにつれ発達していくが、青年では感情の実行機能のアクセルとブレーキの発達がアンバランスになり、一時的に低下してしまう。 実行機能は幼児期の環境に影響され、特にネグレクトは悪い影響を及ぼす。アタッチメントを築き、支援的な子育て(適切な足場かけ)で実行機能は育まれる。家庭での教育を補う幼児教育・保育も実行機能の発達に意義があり、集団での育ち、「心の道具」というプログラムで実行機能の向上を支援できる。具体的には①物理的な道具による外的な補助②友だちの行動をチェックする③独り言を使った行動をコントロールする④劇を行う。の4つである。子どもの自主性を重視するモンテッソーリ教育でも思考の実行機能に優れることが明らかになっている。 発達心理学で学んだ発達過程での心のさまざまな発達が、脳の動きの研究で可視化されることに感動を覚える。従来、さまざまな実験・調査で心の動きは研究されてきたが、研究結果について少し恣意的な感じも受けていたので、こうして脳の活動が電子的に記録された結果で見えることができると、心理学も科学なのだなと実感できる。青年期の感情の実行機能のアンバランスさについては非情に興味深い。青年心理学はあまり興味が無かったが今回の例で、結構面白い気がしてきた。心理学を学んだ後に様々な文学を読んだり映画を見たりするのは結構面白いかもしれない。 「心の道具」という具体的なメソッドにより、実行機能(自分をコントロールする力)は鍛えられる。この「心の道具」についてもさらに詳しく学びたいと思った。

Posted by ブクログ

2024/05/02

大人の非認知スキルをあげることは難しいんかい… 方法はあるんだろうけど、それを知りたかった まだギリギリ青年期の私には希望あるかな、、 データとその説明で何度も繰り返し同じことを説明してて、分かりやすいといえば分かりやすいんだけど、個人的にはかなりくどく感じた。

Posted by ブクログ

2024/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・実行機能とは、目標達成のために感情や思考を制御する能力  ー感情の実行機能…欲求の制御  ー思考の実行機能…思考の切り替え ・思考の実行機能は、トレーニングで向上させやすい ・就学前の幼児に対して実行機能を向上させることは、その後の人生を豊かにする

Posted by ブクログ

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