商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/11/18 |
JAN | 9784091294418 |
- コミック
- 小学館
古見さんは、コミュ症です。(Volume15)
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古見さんは、コミュ症です。(Volume15)
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商品レビュー
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堅井愛ちゃんとか万場木さんの片思いがいつもより本人も自覚してきてて微笑ましかった。阿瀬さんと潔さんのやりとりが誰しも過去に謝りたいこととかトラウマ?とかがあって、素直になれない思春期の不器用さに共感した。 潔さんは一見人を突き放してるように見えるけど、自分でもその優しくしてくれたことに申し訳なさを感じていたりしてそういたった心の葛藤も垣間見える。本当は良い子なんだろうなと思った。
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オダトモヒト『古見さんは、コミュ症です。15』は生徒会長選挙が中心である。古見さんの「私がどう思うか考えてくれる人を、私は嫌いになんてなれません」は正論である。相手がどう思うかが重要である。相手に良かれと考えるだけではダメである。それは価値観の押し付け、独善になる。 『古見さん...
オダトモヒト『古見さんは、コミュ症です。15』は生徒会長選挙が中心である。古見さんの「私がどう思うか考えてくれる人を、私は嫌いになんてなれません」は正論である。相手がどう思うかが重要である。相手に良かれと考えるだけではダメである。それは価値観の押し付け、独善になる。 『古見さんはコミュ症です。』はディスコミュニケーションが笑いになっていた。古見さんの内心と周りの受け止め方のギャップが大きい。しかし、生徒会長選挙の話は古見さんがディスコミュニケーションを解きほぐしている。良い話になっているが、その分、ギャグのパンチが減少している面もある。 潔清子が生徒会長を目指す動機が素晴らしい。長々とした演説は苦痛である。田中芳樹『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーのように演説の長さと有能さは反比例するのではないか。ところが、現生徒会長は生徒会長候補が憧れていたような動機で行動した訳ではなかったという落ちがついた。それでも自分がつまらないと思えることをストップできることは改革の第一歩である。長々とした演説を止めた動機が体調の悪い生徒に気付いた訳ではなく、自分にとってつまらないという理由でも十分に意味がある。そのようにして世の中の生き辛さは解消されていく。 それにしても潔清子はステレオタイプな生徒会長のイメージではない。これは『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦』の井伊野ミコと重なる。演説好きだから、選挙に立候補するというものではない。日本の選挙はヤンキー的な気合い主義が蔓延しているが、それは社会にとって不幸なことである。 山井さんが古見さんをツイスターゲームに誘う。漫画としては想定通りに行かない展開の方が面白かった。 古見くんの話は硬派キャラ視点である。正直なところ、ヤンキーは昭和の恥ずかしい風俗であり、面白くない。しかし、この硬派キャラはスターバックスをモデルとした喫茶店を「いけすかねーやつが集まる空間」、ゲームセンターを「軟派な場所」と評している。第14巻では騒音を撒き散らす暴走族の車を破壊していた。硬派はヤンキーとは別の存在と考えた方が良いだろう。
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只野くんと出会って、友達ができて、高校2年の2学期、古見さんの“人付き合い(コミュニケーション)”はより一層、彩りを豊かにしていきます。友達になった女の子が、生徒会長に立候補。応援したいと思いました。少しでも、勇気を届けたい。そして古見さんの可愛いコンプレックスのお話や、控え目に料理の腕前が披露されるお話も。新たな友達との、新たな人付き合いが可愛いコミュ症美少女コメディー、第15巻!(Amazon紹介より)
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