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どこにでもあるどこかになる前に。 富山見聞逡巡記
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どこにでもあるどこかになる前に。 富山見聞逡巡記

藤井聡子(著者)

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どこにでもあるどこかになる前に。 富山見聞逡巡記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 里山社/トランスビュー
発売年月日 2019/10/16
JAN 9784907497095

どこにでもあるどこかになる前に。

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商品レビュー

4.2

16件のお客様レビュー

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2024/05/23

夢破れて地元富山に戻る事になった著者。そこで繋がったアク強めな街の人々とのご縁。著者の丹念な取材は、”侘しくて、素っ頓狂で、珍奇で、毒々しくて、美しいまでにグチャグチャ”な富山の魅力を直球で伝えてくれる。郷土愛が爆発している。「大部分を」面白おかしく読んでしまった。

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2024/01/03

富山から東京での6年を経て、富山へ"都落ち"した著者による、富山と、そこで出会った人や場所にまつわるエッセイ。"何者にもなれなかった"としてもその人にはその人固有の物語があるのと同じように、"どこにでもある"ように見える...

富山から東京での6年を経て、富山へ"都落ち"した著者による、富山と、そこで出会った人や場所にまつわるエッセイ。"何者にもなれなかった"としてもその人にはその人固有の物語があるのと同じように、"どこにでもある"ように見える風景の中にもそこにしかない物語がひそんでいるものだ。それを書き出そうとする著者の正直かつ真摯な視線が心地良くもある一冊。

Posted by ブクログ

2023/12/24

富山に行くバスの中で読む。とてもよかった。自身の中の葛藤と、手放しで喜べないまちの「開発」がぐつぐつに煮込まれて渾然一体となっていた。まちづくりって何だろう?それは誰のため?と立ち止まって考えさせられる。 新しくてぴかぴかな図書館・美術館が目当てだったけど、作中に出てきた古本ブッ...

富山に行くバスの中で読む。とてもよかった。自身の中の葛藤と、手放しで喜べないまちの「開発」がぐつぐつに煮込まれて渾然一体となっていた。まちづくりって何だろう?それは誰のため?と立ち止まって考えさせられる。 新しくてぴかぴかな図書館・美術館が目当てだったけど、作中に出てきた古本ブックエンドにも行って、藤井さんのミニコミを買った。

Posted by ブクログ

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