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富士日記を読む 中公文庫
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富士日記を読む 中公文庫

中央公論新社(編者)

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富士日記を読む 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/10/18
JAN 9784122067899

富士日記を読む

¥990

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2024/02/15

最後の索引は、ポコと玉も入れといて欲しかった。やっぱり『早く土の中で腐っておしまい』たまよね。うんうん、と思いました。

Posted by ブクログ

2023/12/30

様々な著名人が武田百合子さんについて語っていますが、武田百合子をどう語るかを試されているような気がする。 作家として編集者として百合子さんと関わった人々の話はやはり濃い。 武田泰淳による「第四章 富士山荘をめぐる二篇」の「花火を見るまで」に描かれている外川さんが本当に誠実で、夫婦...

様々な著名人が武田百合子さんについて語っていますが、武田百合子をどう語るかを試されているような気がする。 作家として編集者として百合子さんと関わった人々の話はやはり濃い。 武田泰淳による「第四章 富士山荘をめぐる二篇」の「花火を見るまで」に描かれている外川さんが本当に誠実で、夫婦が惚れ込むのもわかる気がする。 犬のポコ、猫の玉の写真も愛らしくて、素晴らしい一冊です。

Posted by ブクログ

2022/11/02

◯武田泰淳は妻の天賦の才に気づいていたと確信した。第四章の泰淳のエッセイ「花火を見るまで」の大部分は、百合子さんの富士日記ほぼそのままだった。引用と言っても差し支えないくらいに。文学者である泰淳が一介の妻の日記をほぼそのままの形で載せたことは、妻である百合子さんを非凡な観察眼と文...

◯武田泰淳は妻の天賦の才に気づいていたと確信した。第四章の泰淳のエッセイ「花火を見るまで」の大部分は、百合子さんの富士日記ほぼそのままだった。引用と言っても差し支えないくらいに。文学者である泰淳が一介の妻の日記をほぼそのままの形で載せたことは、妻である百合子さんを非凡な観察眼と文章力の持ち主として泰淳が追認していた証拠だと思う。 ◯巻末にある「富士日記」索引、これ便利だなぁ(使う場面がそんなにあるかは別として)。ただ、この索引作るときの地道な作業、大変だったろうな。 ◯角田光代の著書は読んだことないけど、彼女の書いた武田百合子評は、群を抜いて的確だった。

Posted by ブクログ

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