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キリスト教の合理性 岩波文庫
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キリスト教の合理性 岩波文庫

ジョン・ロック(著者), 加藤節(訳者)

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キリスト教の合理性 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2019/10/17
JAN 9784003400791

キリスト教の合理性

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2020/04/20

ロック晩年の著作。聖書が”理性”として捉えられるか述べている。訳者あとがきにあるように、内容というよりも本書が書かれた背景を理解するほうが重要そうである。 ロックは理性主義の発端と考えられがちであるが、ロックは敬虔なキリスト教徒であった。「理性」とは対立しない、とした「啓示」あ...

ロック晩年の著作。聖書が”理性”として捉えられるか述べている。訳者あとがきにあるように、内容というよりも本書が書かれた背景を理解するほうが重要そうである。 ロックは理性主義の発端と考えられがちであるが、ロックは敬虔なキリスト教徒であった。「理性」とは対立しない、とした「啓示」あるいは「信仰」の概念。自然法の存在。真理のある部分は、あまりにも深遠なところにあったので、理性自体では明確に作り出せず、何らかの光がなければ判明不明となる。信仰を啓示への理性の同意とする。キリスト教を信じるためには「ナザレのイエスはキリストすなわちメシアであった」ことに同意しなければならない。またキリスト教に示された「行いの法」は、高い知性の持ち主だけでなく、通俗的な能力の持ち主、労苦と苦難とを運命づけられた人間にも適合する。哲学者が示しても、このような性質は得られなかったであろう。

Posted by ブクログ

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