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怪獣生物学入門 インターナショナル新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2019/10/07 |
JAN | 9784797680430 |
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怪獣生物学入門
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怪獣生物学入門
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
イメージとしては、「空想科学読本」のように、怪獣映画(あるいはそれらの映画に登場する怪獣そのもの)を、生物学的な見地から分析する、という本です。 とはいえ、柳田理科雄氏のある意味で振り切れた科学分析に比べると本書はもう少し「地に足のついた」分析や解釈がなされているように感じます(...
イメージとしては、「空想科学読本」のように、怪獣映画(あるいはそれらの映画に登場する怪獣そのもの)を、生物学的な見地から分析する、という本です。 とはいえ、柳田理科雄氏のある意味で振り切れた科学分析に比べると本書はもう少し「地に足のついた」分析や解釈がなされているように感じます(その分、少し専門的な知識について書かれていて少し読みづらい部分もありますが)。 怪獣の形態がどのように決まっているのか、その「見た目」は生物学的にあるいは進化学的にどうなのか、という検証は読んでいて面白かったですし、各種の怪獣に対する筆者の愛着や思い出についての記述も、エッセイのような語り口で読みやすかったと思います。 特に、p.71からの節「女性的な怪獣にゴジラは勝てない」にある分析は印象的でした。なぜ、弱そうに見える「モスラ」という怪獣(というかデカい蛾)にゴジラが苦闘し、時には負けるのかというのが文化的に分析されているのは面白かったです。
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特撮好き向けとも違くて、純粋に「怪獣」をいきものとして愛せる人であれば間違いなく楽しめるであろう一冊。もっと踏み込んで映画好きにも勧められる本かもしれない。 ただ、あくまで「怪獣’生物学’入門」であって「怪獣入門」ではない点は留意した方が良いと思う。 まえがきと第1章がカッチ...
特撮好き向けとも違くて、純粋に「怪獣」をいきものとして愛せる人であれば間違いなく楽しめるであろう一冊。もっと踏み込んで映画好きにも勧められる本かもしれない。 ただ、あくまで「怪獣’生物学’入門」であって「怪獣入門」ではない点は留意した方が良いと思う。 まえがきと第1章がカッチリしていて正直尻込みしてしまうが、そこさえ乗り越えたら文体も砕けてくるので生物学素人にも馴染みやすい。 「SFとは、人間的スケールやサイズを逸脱したレベルの世界を想像にまかせて記述するもの」」(p140)という一節は胸に響く。 1刷 2021.7.2
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面白かったです。好きなものについて熱く語っているのを聞いたり読んだりするのは楽しいので、この本も楽しかったです。 怪獣とは…を真剣に考察されています。形態、出自、スケール問題…理科でも生物は通ってきてないし、文系脳なのでついていけないところもありました。 それでも、怪獣への愛は伝...
面白かったです。好きなものについて熱く語っているのを聞いたり読んだりするのは楽しいので、この本も楽しかったです。 怪獣とは…を真剣に考察されています。形態、出自、スケール問題…理科でも生物は通ってきてないし、文系脳なのでついていけないところもありました。 それでも、怪獣への愛は伝わってきましたし、映画もとてもお好きなんだろうなと思いました。ここに出てくる映画、怪獣映画もそうでないものも、片っ端から観たくなります。
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