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雪が白いとき、かつそのときに限り ハヤカワ・ミステリ
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雪が白いとき、かつそのときに限り ハヤカワ・ミステリ

陸秋槎(著者), 稲村文吾(訳者)

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雪が白いとき、かつそのときに限り ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2019/10/03
JAN 9784150019488

雪が白いとき、かつそのときに限り

¥1,650

商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2024/01/14

発売当時に買って寝かせておいた本!笑 期待しすぎてたかもしれない。ミステリーとしても微妙だし、学園ものとしてもちょっと盛り上がりが足りない気がする。 続編もあるみたいだからそっちを読んだら楽しめるかも?

Posted by ブクログ

2022/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 最後まで読んで、5年前の唐梨の事件を追い、馮露葵と姚漱寒が憶測混じりで幾つかの推理を出していたのは、呉莞の事件を追う上での読者へのヒントであったのだと思いました。  今回、馮露葵も姚漱寒も数多の推理を披露しましたが、そのどれもがあり得そうなものであり、そしてそれを犯人が認めなければ確たる証拠は無いというもので、5年前の唐梨の事件の犯人が誰でもあり得そうだと思いました。それは、呉莞の事件の動機が感傷的なものだった事から、動機があてにならないという事からもそう思わせられました。  馮露葵の持つ才能への羨みや普通である事の不安は、先の見えない学生だからこその思いだと思います。頑張って普通になった顧千千と、才能を羨む馮露葵、正反対ながらお似合いの2人でありながら、哀しい結末になってしまったのは残念でなりませんでした。出来る事ならもう少し、2人の絡みを見たかったです。 

Posted by ブクログ

2021/06/26

痛い程に響く百合だった。才能という壁は学生にとって、あまりにも大きい。『特別な何者か』になれない苦しさを抱えていた露葵は、もっと周りをちゃんと見てほしかった。本当はすでに、「誰かの特別な何者か」だったのに。 白い雪、密室・・・・・・、これは事件の話だけど、露葵の心の痛みのようにも...

痛い程に響く百合だった。才能という壁は学生にとって、あまりにも大きい。『特別な何者か』になれない苦しさを抱えていた露葵は、もっと周りをちゃんと見てほしかった。本当はすでに、「誰かの特別な何者か」だったのに。 白い雪、密室・・・・・・、これは事件の話だけど、露葵の心の痛みのようにも感じられた。雪のように白く冷たく心を覆われ、そしてなりたいものになれず閉ざされた世界・・・。彼女たちには幸せになって貰いたかった。

Posted by ブクログ

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