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女性のいない民主主義 岩波新書1794
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2019/09/21 |
| JAN | 9784004317944 |
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女性のいない民主主義
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女性のいない民主主義
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商品レビュー
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「少なくとも今日の日本において、男性だけが意見を言ってよいとか、女性は男性の意見を黙って聞かなければならないなどということは、いかなる法律にも書かれていない。それにもかかわらず、男性が女性に向かって一方的に自分の意見を言うという光景が、繰り返し出現する。これは、不思議な現象ではな...
「少なくとも今日の日本において、男性だけが意見を言ってよいとか、女性は男性の意見を黙って聞かなければならないなどということは、いかなる法律にも書かれていない。それにもかかわらず、男性が女性に向かって一方的に自分の意見を言うという光景が、繰り返し出現する。これは、不思議な現象ではないだろうか。」(p6) という、《第1章「政治」とは何か》で示されている筆者から示された疑問が本書の全てともとれる。 本書で示しているこれについての答えは「なぜ、男女の不平等は争点として重視されてこなかったのだろうか。より一般的にいえば、争点はなぜ、争点として浮上するのだろうか。」(p34)という項から詳しい。 突き詰めれば「何らかの形で男性支配を生み出す力学が働いてきたと考えなければならない。」(p51)という結論に至る訳である。 なんとなくだけど、そういう雰囲気が日本社会に蔓延しているのはわかるような気がする。意図して女性を排除している訳ではないにしろ、「女だからしくじった」「女にしてはよくやった」みたいな価値観を持った男性って、世代問わずに事実として案外いると思うんですよね。 「ジェンダー」というワードに触れただけで内容の云々でなく「あーはいはいw」みたいな反応をする男性も少なからずおられると思われます。 本書が上梓されたのはざっと6年前。 6年間で劇的に日本社会の何かが変わったとも思えないし、高市早苗総理が誕生して事あるごとに噛み付く輩はおるわけだけども、本書はそのあたりについて非常に上品に且つ理知的に分け入った新書。 「ポリアーキー」という概念は初めて知りました。うむ、難しいけど‘多数派’による政治だとの考えということはわかりました。 「これから政治学を学び始める人には、そのことを早い段階で知っておいてもらいたい。」(p209) 認知をモリモリアップデート! 久々の岩波新書。これは読みやすかった。 11刷 2026.3.24
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自民党総裁選とその後に続くであろう衆院選で政治は一色となっている。選挙とは競争であり、権力を得るためには闘争して勝たなければならない。このフォーマット自体が実は男性的であり、女性が参画するにはハードルが高い。 「マンスプレイニング」という言葉がある。女性は無知で無能な存在なので...
自民党総裁選とその後に続くであろう衆院選で政治は一色となっている。選挙とは競争であり、権力を得るためには闘争して勝たなければならない。このフォーマット自体が実は男性的であり、女性が参画するにはハードルが高い。 「マンスプレイニング」という言葉がある。女性は無知で無能な存在なので説教しなければならないと勘違いしているおっさんのことである。同様に「マンタラプション」という女性の発言をさえぎりまくるおっさんもいる。いずれにしても、高齢政治家を眺めるとそんな姿勢の人たちばかりに見えてくる。 民主主義とは本来は対話を通じて合意形成を図る、社会を営む上で必要なシステムだったはずだ。しかしいつの間にか多数派を形成して議席を確保し、長老や資本を持つ者が意思決定する仕組みに換骨奪胎されている。それは急速な経済成長を実現し、その果実を利益分配するために創り出された開発途上国型のフォーマットだ。 もちろん政治システムのような体制のみならず、日本社会にはジェンダー規範と呼ばれる男らしさ/女らしさを求める空気が存在する。男性は仕事に邁進して家庭のことは女性に任せるといった常識は、実は男性にとっても選択肢を狭める結果となっている。実際に男性稼ぎ主モデルからの脱却を目指した北欧においては、大きな政府による雇用の下支えがあることで家庭内サービスを外部化し、男女のワークライフバランスが改善することで少子化問題も解決している。 理想は1:1、少なくとも7:3で重要ポストを配分することが望ましい。ジェンダー・クウォーターを採用することで意思決定のための対話の質は上がり、メンツや権威といった非論理的な立場を守るための行動は排除されるようになる。何より、経済成長後の成熟社会を目指す日本にとっては、政治システムを含めた社会の空気を変えなければ閉塞感を脱却することはないだろう。
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静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓ https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=tqid%2FOvl6D5zqor6TVZGHg%3D%3D
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