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女性のいない民主主義 岩波新書1794
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2019/09/21 |
JAN | 9784004317944 |
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女性のいない民主主義
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女性のいない民主主義
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組織の規範と男性的なジェンダーの規範が一致。この言葉は本書で述べられることだが、そもそも男性的なジェンダーの規範って何。男は大黒柱であるべきとか、弱音を吐くなとか。女性は非力であり、守るべき対象であるとか。 でも、それって別にあっても良いと思う。問題は、規範と評価軸が重なって、...
組織の規範と男性的なジェンダーの規範が一致。この言葉は本書で述べられることだが、そもそも男性的なジェンダーの規範って何。男は大黒柱であるべきとか、弱音を吐くなとか。女性は非力であり、守るべき対象であるとか。 でも、それって別にあっても良いと思う。問題は、規範と評価軸が重なって、腕力至上主義だったり、よって男が優秀と決めつけたり、男性側の目線で仕事スタイルが決まるのは良くない。ブロプロプリエイションいう、女性の発言を横取りするような男性もいるらしい。勘違いが暴走するのも、正義マンみたいでお門違いだ。 それと、この本で最も考えさせられたのは「クッパとピーチ姫」に見える男女のロールプレイと、それがそこかしこに張り巡らされて、社会的に幼少時から刷り込まれているという事実だ。男女ともに、王子様やお姫様思想が脳内に宿る。実社会は想像世界の写像であり、そのエッセンスは、寓話から構築されていく。黒人差別が残ったり、逆にアファーマティブで歪になるように、こうしたものを取り除くのは容易ではない。 女性は筋力においてか弱きものという理解でも良いが、しかし、その自然発生的な男女差は、大部分の社会では、本来考慮不要なものだ。この社会は概ね筋力が無用だからだ。また、男性の性欲が暴力性をもつから、女性は夜間の残業も不安である。そんな事で、社会における自己実現の妨げられ片方のジェンダーだけ犠牲になるのは、問題だろう。 考えるきっかけ、視点の抜け落ちに気付かせてくれる良書である。
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世の中はそういうものと思い込んでいたけれど、色々なところで誰かしらの意図が反映された結果できあがったもの
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教えて頂いた本 社会の多くのことは何らかの形でフェミニズムと絡んでいる、という男性著者の主張に頷きながら読んだ たまたまなんだけど最近ジェンダー絡みの人文書、小説を読み、映画を観ることが多い。世の中が違って見えてくる
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