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国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか 講談社+α新書
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国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか 講談社+α新書

デービッド・アトキンソン(著者)

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国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか 講談社+α新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/09/21
JAN 9784065175606

国運の分岐点

¥990

商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2023/10/27

データに基づき、日本の企業分析と中小企業への活路理論は一定の理解を得られるものでした。 日本の財政が厳しい中で選択をする必要性が迫られていると感じます。

Posted by ブクログ

2023/06/23

日本経済再生のためには中小企業を集約して生産性改善すべし。という論陣なのだが、総論賛成、各論説明不足。といった感じ。 肝心なところで1+1=2みたいな話で逃げたり、英統計で実証されている。とだけ言ったり、私は因果関係と相関関係を間違えることは無い。と啖呵を切ったりしているけれど...

日本経済再生のためには中小企業を集約して生産性改善すべし。という論陣なのだが、総論賛成、各論説明不足。といった感じ。 肝心なところで1+1=2みたいな話で逃げたり、英統計で実証されている。とだけ言ったり、私は因果関係と相関関係を間違えることは無い。と啖呵を切ったりしているけれど、そこから一歩踏み込んだところに論点・論拠があるんじゃないかと言いたい。また、局所局所のことだけ見て上記のような薄い議論で逃げるから、全体で見ると矛盾しているようにとれる記述だらけ。一例だけ挙げると日本の高度成長は単に人口増の効果だ。と言っているけれど、そうであれば筆者の説く中小企業再編による合理化も、人口減時代には全く意味がないよね。まあ、これは揚げ足取りに近いけれど、筆者が嫌う反対派と同じレベルで針小棒大、極端な単純化理論がちりばめられていると思う。 結局のところ、膨張し続けることを是とする資本主義経済に属する以上、規模(人口)増加の効果がなくなる日本では、単価(賃金∝物価)を上げることでGDPを上げるしかない。賃上げは中小企業の再編を促し、企業体力が上がることで効率改善のための投資が増え、ますます正の効果をもたらす。また物価上昇は実質的な社会保障費(年金)の抑制につながる。と言っているだけだと思う。明確には述べられていないけど。本当はこうやって議論を整理して、では、実際に改善策を社会に実装するには1+1=2とならない/できない/しないことへの対策として○○をやっていくべき。とまとめてほしかった。 それにしても結局わからないのが日本の生産性問題。"生産性"と一言で言われているけれど、①国民一人当たりのGDP と、②労働者一人当たりのGDP がごちゃ混ぜで語られるからわかりにくいのかな。という気がするが、②で考えた時に日本人の給与は大企業でも外国企業に劣るのに、なぜ国際競争に苦戦するんだろうと。別に外国人と仕事しても彼らが日本人よりはるかに優秀だとは全く思えないし、企業規模がそれほど大きくない企業でも給与水準は日本より高い。そんな現状で筆者の言う中小企業の統合をやってもどれほどの効果があるのかと思ってしまうが。なんかそうやってもやもやしていると、サービス業の企業体格と生産性の関係云々も筆者もおられた大規模コンサルと、街の食堂を比べて言ってるんじゃないかとすら思えてしまう。そういうデータの細かいところからきちんと示して、さらに詳細で建設的な議論を望みたい。

Posted by ブクログ

2023/03/20

新たなグランドデザインが必要。 中小企業は、大規模投資ができず労働生産性が上がらないので悪。 中小企業を統合し、大企業を増やすことと、政府主導で最低賃金を上げ、人口減少に歯止めをかけることが日本社会には必要。 もしそれが出来なければ状況は変わらず、南海トラフ地震、首都直下型地震...

新たなグランドデザインが必要。 中小企業は、大規模投資ができず労働生産性が上がらないので悪。 中小企業を統合し、大企業を増やすことと、政府主導で最低賃金を上げ、人口減少に歯止めをかけることが日本社会には必要。 もしそれが出来なければ状況は変わらず、南海トラフ地震、首都直下型地震が起きた場合、首都の機能が止まり、国家の体力が奪われ、中国資本の流入により中国の支配化となるシナリオも考えられる‥ 中小企業から比較的大企業に転職した自分としては、確かに中小企業では人がいないので変わりも利かず、そもそも休んだり余裕のないことも多かった。 利益をあげられない中小企業は酷だが無くなるほうが全体として合理的ではありそう。

Posted by ブクログ

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