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アニメーションの心理学 心理学叢書
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アニメーションの心理学 心理学叢書

横田正夫(編者), 日本心理学会

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アニメーションの心理学 心理学叢書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 誠信書房
発売年月日 2019/09/20
JAN 9784414311235

アニメーションの心理学

¥2,640

商品レビュー

3

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2025/07/05
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『アニメーションの心理学』(日本心理学会監修・横田正夫編)は、アニメーション表現と人間の認知・感情の関係を多角的に分析した専門書です。アニメーションがなぜ「少ない枚数」でも動いて見えるのか、キャラクターの感情表現がなぜ心に響くのか、といった疑問に、心理学や認知科学、さらにはアニメーターの現場感覚からアプローチしています。 本書の特徴は、心理学者とアニメ制作者という異なる立場の執筆者が共同で執筆している点です。アニメーターは認知学者ではありませんが、「他者にどう見えるか」を常に意識し、動きや感情表現を通じて観客の反応を“実験”している存在だという指摘は非常に納得感がありました。実際、アニメーターの試行錯誤や現場でのフィードバックの積み重ねは、心理学の実験と本質的に近いものがあります。 印象的だったのは、「感情の谷」という日本アニメ独自の表現や、仮現運動、輪郭線の効果など、アニメならではの技法が人間の知覚・認知にどう作用するかを科学的に解き明かしていることです。アニメ制作の現場では長らく経験や暗黙知(言語化されていないノウハウ)に頼ってきましたが、本書はそれらを心理学的に言語化・体系化し、教育や技術継承、さらには新しい表現の創出につなげる可能性を示しています。 また、ハリウッドや中国など他国との比較も興味深いです。ハリウッドは高品質・高コスト・技術主導で、心理学やAIなどの知見を積極的に制作に活用。日本は大量生産・分業体制・セルルック表現が特徴で、経験知・暗黙知重視ですが、近年は技術革新やグローバル化も進んでいます。中国は日本風アニメの模倣から、工業化・国際分業・オリジナリティ重視へと急速に転換中です。 最近よく目にするソーシャルゲームのCM映像も、本書を読むと見方が変わります。従来のセルルックアニメよりも、ハリウッド映画的なリアル志向や没入感重視の映像美が目立ち、短時間で世界観やキャラの魅力を伝えるためにVFXやシネマティックな技法が多用されています。これはグローバルな映像トレンドや、視聴者の映像体験の多様化が背景にあると感じました。 総じて、アニメーション制作は観客の認知や感情に働きかける「終わりなき実験」の連続であり、アニメーターは実践的な認知科学者ともいえる存在です。暗黙知の形式知化や学際的研究が進むことで、映像表現やアニメ産業の未来に新たな可能性が広がると感じました。アニメ制作や心理学、映像表現に関心がある人には強くおすすめしたい一冊です。

Posted by ブクログ

2019/12/14

アニメと心理学の関連論文は最初の1章だけで、のころはアニメの作り方の話である。アニメがどのように作成されているかがよくわかる。

Posted by ブクログ