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2050年の経済覇権 コンドラチェフ・サイクルで読み解く大国の興亡
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2019/09/14 |
JAN | 9784532358150 |
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2050年の経済覇権
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ここ数年、インデックス投資に於いても投資対象はS&P500やNASDAQだけで良い!って論調があります。その理由として、米国には下記観点の優位性があるからだそうです ・経済大国 ・軍事力 ・技術が集まる ・人口増加 本書は技術革新などによって経済サイクルが50年周期に訪れるといわれるコンドラチェフサイクルを、経済・軍事・技術・人口さまざまなマクロデータを基に、2050年の経済覇権はどのようになるのか?を考察する本です。 本書の結論から言うと、2050年まで米国一強であり続けることは『無い』ですね。 本書は「予測」というより、コンドラチェフサイクルとマクロデータからの考察なので、あくまでもサイクルに沿った考えが主体であるということ。 そして未来がどのような姿になるのかは、少し濁した印象です。ここは期待を裏切られたとこで、残念です。 読んでて2,3疑問に感じたのは、著者の考察に ・資本主義システムを、何かを前提条件で固定して、考えを展開してる ・現代のネットワーク技術による、情報網の水平展開と共有の凄さ ・日本に対する利用可能ヒューリスティック ここらが、強いバイアスかかってる印象でした。 しかしそこを割り引いたとしても、本書前半部分はマクロデータと、他の書籍との関連性含め、そこらに転がってるインチキ経済学者やコンサルが書いた本からは、一線を超えてますね。これから米国が中国とやり合うにあたっては、これまで以上に米国+日本の関係性が、GDPの観点で重要だと。特に、制海権を維持することが、覇権国である重要性を、過去のデータからも説かれてました。 私の知識が足りなくて理解しきれない部分が多々ありましたが、確実に言えることがあります。 50~100年周期の経済・覇権サイクルは、これからも起こり続けるってことです。
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2020/01/07:読了 長期波動では、日本、イギリス、アメリカが、あと十年くらいは良くて、EUは悪い。 中国はピークを過ぎて、あと二十年くらいはダメ。インドがこれから良い。 という内容。 読み物としては、少し、とっつきにくい。もう少し、シンプルなほうが良い。 「嶋中雄二」さんと「三菱UFJモルガン・スタンレー証券景気循環研究所 」の共著なので、どうしてもゴタゴタした内容になっちゃうんだろうな。
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