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雪の二・二六 最大の反戦勢力は粛清された
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 勉誠出版 |
| 発売年月日 | 2019/08/31 |
| JAN | 9784585222491 |
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雪の二・二六
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雪の二・二六
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商品レビュー
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皇道派と統制派の対立を軸に、日露戦争あたりからニ•ニ六事件にいたる陸軍の派閥抗争をつづった作品。 伝統派閥である皇道派の実力者としては、日露戦争で生死をかけて戦った荒木貞夫や真崎甚三郎らがいた。 日露戦争で多くの戦友を失いながら辛くも勝利した経験から、軍人でありながらもできるだ...
皇道派と統制派の対立を軸に、日露戦争あたりからニ•ニ六事件にいたる陸軍の派閥抗争をつづった作品。 伝統派閥である皇道派の実力者としては、日露戦争で生死をかけて戦った荒木貞夫や真崎甚三郎らがいた。 日露戦争で多くの戦友を失いながら辛くも勝利した経験から、軍人でありながらもできるだけ戦争は避けなければならないと考えるようになった。 また資源に乏しく経済力の弱い日本では軍事費をできるだけ抑える必要があるので、基本的には防衛戦争としてのソ連との対決に備えることを最優先と考え、他国と共同で戦わなければならないような大規模な戦争は避けようという一国国防主義をとった。 それゆえ中国とは事を構えず、さらに日露戦争勝利の最大の要因ともなったアングロサクソン=英米との同盟•友好関係を重視する方針を基礎としていた。 これに対して陸軍の中央幕僚を中心に形成された新興の統制派は、日露戦争で実戦を経験していない永田鉄山がリーダーであった。 陸軍の中央幕僚は官僚であり、権力の維持•拡大やポストの昇進を実現するには戦争を引き起こし、それに勝利することが必須条件であった。 また主導者の永田鉄山はドイツに心酔しており、日独の軍事同盟や中国全土の資源確保によって総力戦体制を確立して、英米ソ中を敵に回して戦う集団国防主義を目指す「永田構想」を持っていた。 ソ連との防衛戦争のみに目標をしぼる皇道派と、日独同盟や米英ソ中との対決をも辞さない統制派とでは、国家観•戦略観において全く相いれなかった。 1930年代に統制派が陸軍内での主導権を徐々に握ろうとする中で派閥争いが激化し、その最後の争いがニ•ニ六事件であった。 ニ•ニ六事件でクーデタを起こした皇道派は後に粛清されて派閥としては消滅した。 いっぽう、永田構想を引き継ぐ統制派は権力を掌握し、日本を中国や米英との戦争に引き込むことになっていく。 今までのイメージでは、皇道派は狂信的天皇主義者の集団であり、直接行動により国家改造を目指すという見通しなど持たない頭の沸いた危険なグループだと思っていた。しかし、この本を読んで全くイメージが変わった。 逆に、合法的な総力戦体制形成を目指す統制派の方が、大日本帝国を亡国に導いたのではないかと思ってしまった。 皇道派が粛清されていなければどうなっていたのだろうか?
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二・二六事件についてはサラッと7章分の1章を一部使って書いてるだけで、残りの章はそこに至るまでの歴史の流れが書いてある。 皇道派から見た歴史の流れが理解できてよかったけど、皇道派目線で語られているのでもう1冊ニュートラルな立場の本を読んだ方がいいかなと感じた。統制派陣営は結構...
二・二六事件についてはサラッと7章分の1章を一部使って書いてるだけで、残りの章はそこに至るまでの歴史の流れが書いてある。 皇道派から見た歴史の流れが理解できてよかったけど、皇道派目線で語られているのでもう1冊ニュートラルな立場の本を読んだ方がいいかなと感じた。統制派陣営は結構な言葉でけなしているが、皇道派の悪い部分については一言も触れていなかったので。
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