ヴィーナスは天使にあらず 天使と悪魔 9

赤川次郎(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2019/08/30
• JAN: 9784041085691

商品レビュー

2024/05/28

天国から地上に研修に来ている天使（見た目は１６、７歳の少女）マリと、成績不良で地獄から叩き出された悪魔（見た目は黒い犬）ポチの不思議なコンビがいつもお腹を空かせていて、事件に巻き込まれ活躍するという楽しい本です。マリに対していつも毒舌のポチがさり気なくフォローしている感じがかわいい。短編なので読みやすい。年齢とってくると短編がよろしい。

2021/02/14

美術館で高名な画家に出会ったマリは、“ヴィーナス”としてスカウトされモデルを引き受けることになり―(「ヴィーナスは天使にあらず」)。
ポチたちが偶然入ったのは、新婚夫婦の住むマンション。
そこでは夫婦間の殺人が起きていた場所だった(「別れ話は黄昏に」)。
ドラマの水死体の役をやることになったマリは、水底に沈む本物の死体を見付けてしまう(「天使の身替りをさがして」)。
動物病院でポチを助けてくれたのは、広告代理店社員の男性。
二人はある女性を巡って邪な謀略を働いていて―(「長いライバル」)。
鰻重を巡って陸上の日本チャンピオンとかけっこをすることになったマリ。
勝負の後、突然男が倒れてしまう(「失われた王者」)。
無賃乗車で捕まったところを、親切な町長に助けられた二人。
その町では少女の「いけにえ」を探していて―(「悪魔が夜来る」)。
(アマゾンより引用)

ポチが毎回いい味出してんのよ
ホントに悪魔なんだろうか？(笑)

2019/11/24

さすが天使のマリのまっすぐさが可愛い。
反してポチときたらｗ
自分が走る人のせいか、失われた王者が1番印象的。
アスリートも、好きで走るだけではいられないって大変な世界だけど。
モデルの話とか、シリアスな話もあるけど、マリに親切な人がたくさんいるのはほっとする。
次がでたらまた読みたい。