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舞面真面とお面の女 新装版 メディアワークス文庫
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舞面真面とお面の女 新装版 メディアワークス文庫

野﨑まど(著者)

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舞面真面とお面の女 新装版 メディアワークス文庫

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2019/09/25
JAN 9784049128178

舞面真面とお面の女 新装版

¥759

商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2024/07/22

天才作家と名高い野崎まど氏の描く、アムリタシリーズの2作目。 前作『[映]アムリタ』と比べると登場人物に癖がなく、また登場人物自体も少ないため、弾みの良い会話も相まってかなり読みやすい部類のミステリー。 だが、さすがは野崎まど氏。練られた設定は一癖も二癖もあり、一筋縄ではいかない...

天才作家と名高い野崎まど氏の描く、アムリタシリーズの2作目。 前作『[映]アムリタ』と比べると登場人物に癖がなく、また登場人物自体も少ないため、弾みの良い会話も相まってかなり読みやすい部類のミステリー。 だが、さすがは野崎まど氏。練られた設定は一癖も二癖もあり、一筋縄ではいかない展開が無数に読者を待ち受ける。 主人公の大学生・舞面真面(まいつら まとも)は義妹の水面と共に、叔父である影面から依頼を受ける。依頼の内容は真面らの曾祖父である舞面彼面(まいつら かのも)の残した遺言の謎を解くといったもの。 箱を解き 石を解き 面を解け よきものが待っている 真面らは上記の遺言の謎を解いていく過程で、面にセーラー服というアンバランスな出で立ちの少女・みさきと出会う。 このみさきという少女がかなり曲者で、なぜか古風な話し方をするだけでなく、彼面の残した遺言の手がかりを知っているような素ぶりを見せるのだが、彼女はのらりくらりとした態度で真実をなかなか話そうとしない。 みさきの正体。みさきが仮面を着けている理由。彼面が残した「よきもの」とは。 なにを話してもネタバレになってしまうので、物語の結末はぜひ手に取って確かめて欲しい。決して前作にも引けを取らない衝撃のラストを味わえる。 『[映]アムリタ』とはまた違った設定のSFミステリーだったが、今回も思わず舌を巻いてしまうクオリティ。続くアムリタシリーズでは、この天才たちの道行を見届けることはできるのだろうか。

Posted by ブクログ

2024/06/21

『[映]アムリタ』と比べるとオチがやや弱く感じましたが、充分面白かったです! アムリタとは全く繋がりを感じませんでしたが最終作で全てが繋がるらしいですね。 読むのが楽しみです。

Posted by ブクログ

2024/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 曾祖父が残したとされる遺言状を解読するよう叔父から頼まれた主人公の真面が従姉妹の水面と一緒に調査するなかで動物のお面を被ったみさきと名乗る謎の少女に出会っていき、曾祖父の真意が明らかになっていく過程で終始何処か異質な雰囲気が漂う世界観と遺言状の謎を解くストーリーに引きこれるも、遺言状の正体や曾祖父の真意の真相を見抜いたと思ったら最後の最後に全ての構図が崩れる感覚にゾクッとした。ラストで主人公とみさきに絆めいたものが生まれたのは良かった。

Posted by ブクログ

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