大学4年間の統計学が10時間でざっと学べる 角川文庫

倉田博史(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2019/08/23
• JAN: 9784046043160

商品レビュー

2024/01/12

1この本がテーマとしている問題提起は何か? どんな問題を提示し、 どんな解決方法を提案しているのか?
.大学の4年間で学ぶ統計学を10時間ほどで学べるようにすることで、そのために1ページ1見開きで統計学のことをまとめている
2この本はどのように始まり、どのように終わったか?
.著者が勤務している大学で基礎統計の授業を必修科目ではないのにも関わらず学生が受けてくれているという話から始まり、統計学の根本要素である平均、分散、相関の諸概念は時代が変化しても有用性を失うことはないという話と本書で学んだ知識は十分長期にわたって役に立ち続けることになるでしょう、また時間のある時に講義を聞きにいらしてくださいで終わる
3 あなたはこの本から何を学びたいか?
.統計学の基本的な知識
4この本が同じジャンルの他の本と似ている部分、 違う部分はどこだろう?
.にている部分は、他のこのシリーズの本と同じく1ページ1見開きで書いてあるところ、違うところは統計学についてを1見開きごとにコンパクトに書いてある部分
5 この本はなぜ重要なのか?
.統計学についての大学の入門講義レベルをコンパクトにまとめてある点
6この本のタイトルは内容と合っているだろうか? あなたが本のタイトルを付け直すとしたら?
.あっていると思う、付け直すなら、見開きで学ぶ統計学
7この本のキーポイントやコンセプトは何だろう?
.大学における入門講義レベルの統計学を一冊にまとめること
8本の書き出だしをチェックして、作者は読者を引き込むために どんなトピックを展開しているか?
.必修科目ではないのに統計学を学ぶ学生が多く、それは自分の専門分野を効率的に学ぶための下準備として学んでいるという話から展開している
9 本で扱われているビジュアル･･･チャートラベル グラフ 写真図解から何を学んだか? それらの要素からどんな種類の情報を得ることができたか?
.統計における信頼区間とかコイン投げモデルの説明など
10著者は読者に対してどう考えてほしいと思っているのだろうか?
.統計学を学んで現場などで以前よりも客観的に数字を見ることができるようになること
11人に勧めるとき、どの章どんな情報を1番に取り上げるか?
.一章のデータ解析の目的
12 作者はこの本をおもしろくするために どのような工夫をしているだろうか?
.1ページ1見開きで各単元をまとめて説明している
13作者の主張のどこに賛成できるか?その理由は何か?
.データをより客観的に見られるようになることは数字とかを見る上では自分も大切だと思う
14 テーマを説明するために作者がどのような事例を 出しているのか? 興味深かった例は?
.データの相関関係を数式で明らかにするために因果推論を行ったりするところ
15 この本を読んでいるときにどんな感覚になったか?
.統計学についての概要が入ってきて時折難しかったりしたものの数式で因果関係を導いたりするなどは面白かった
16 この本で最も重要な一文はどれか?その理由
.データ解析とは標本の情報を利用して母集団の未知の性質についてなんらかの結論を導き出すこと
17本の内容を振り返って、自分にとって 一番さった箇所はどこか?
.コイン投げモデルでデータを確立として表していくところ

2019/08/31

2019/8/31 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
2021/6/9〜6/14

本当に１０時間でざっと学べるかどうかは別として、非常にコンパクトでよくまとめられていると思う。これまでぼんやり理解していたことがスッキリした形で書かれていて、大変参考になった。