商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ヘウレーカ |
発売年月日 | 2019/08/12 |
JAN | 9784909753045 |
- 書籍
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菜の花の沖縄日記
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菜の花の沖縄日記
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
故郷から遠く離れた沖縄での高校生活を選んだ著者、15歳。 著書の中で彼女はこう考えたと綴っています 《沖縄戦を調べて考えたこと 「自分たちがやってしまったことを子どもや孫に伝えていくこと、これは自分たちがらやられたことを伝えるよりも戦争がなくなる方法だと思います」》 この言...
故郷から遠く離れた沖縄での高校生活を選んだ著者、15歳。 著書の中で彼女はこう考えたと綴っています 《沖縄戦を調べて考えたこと 「自分たちがやってしまったことを子どもや孫に伝えていくこと、これは自分たちがらやられたことを伝えるよりも戦争がなくなる方法だと思います」》 この言葉が今も私の心に残っています。 彼女はここから《では何をしたらいいか》を考えていく。 15歳の少女が交流を深め、知り、たくさん考え、ありのままの気持ちが綴られた作品です。
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沖縄のフリースクール(?)に通った女の子の連載手記。その感性に驚く。何気ない日常を生きながら気づき続けるのって実は難しいこと。それと考えても分からなければとりあえず動く。人に会う。それってとても難しいこと。珊瑚舎の教育方針もカッコいいし。自分もこんな生き方をしたい。 始めるのはい...
沖縄のフリースクール(?)に通った女の子の連載手記。その感性に驚く。何気ない日常を生きながら気づき続けるのって実は難しいこと。それと考えても分からなければとりあえず動く。人に会う。それってとても難しいこと。珊瑚舎の教育方針もカッコいいし。自分もこんな生き方をしたい。 始めるのはいつだって今。
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15歳で地元(能登)を離れて、沖縄の学校に通った女性が3年間綴った日記。 まず、高校生活の環境に驚いた。同級生はわずか数名で、小学生から高齢者まで広い世代を跨る交流を普段から経験することで、これほどまで聡明で感受性豊かな人格が養われるのかと感動した。 農業・漁業・祭事・政治活動ま...
15歳で地元(能登)を離れて、沖縄の学校に通った女性が3年間綴った日記。 まず、高校生活の環境に驚いた。同級生はわずか数名で、小学生から高齢者まで広い世代を跨る交流を普段から経験することで、これほどまで聡明で感受性豊かな人格が養われるのかと感動した。 農業・漁業・祭事・政治活動まで幅広く経験し、いろんな世代の友人が沢山いることで、物事の本質を見極め、確固たる自分の意見を持つことができるようになっている。特に、3年間で辺野古問題に対する考えが少しずつ変わり、多面的な立場から見るようになってきていることが象徴的だった。 それに対して、私の高校時代は、数百人の同級生と同じ環境で、難関大学受験のために死に物狂いで勉強をする日々だった。家族以外では、同世代ではない人と話もせず、本を読む時間も無いような状態で、問題集や教科書と睨めっこばかりしていた時間って本当に勿体ない。 世の中にはさまざまな世代・立場の人がいる「ちゃんぷるー状態」なのだから、多様性のある中で日々を過ごすのが自然だろう。同世代だけを集めて、同じ格好をさせて、同じカリキュラムを課し、かつテストの点数で序列をつけるやり方は、兵隊育成の手法でしかなく、全時代的で不自然だと思う。
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