商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青弓社 |
発売年月日 | 2019/08/14 |
JAN | 9784787234582 |
- 書籍
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ネット右派の歴史社会学
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ネット右派の歴史社会学
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
非常に示唆的。 いわゆる「ネトウヨ」的な言説に対する長年の疑問のいくつかに解答を得ました。 例えば、主張思想的には、完全に「保守」の産経グループのフジテレビがなぜネトウヨの敵になっていたのか?とか。 最終章で、「ネトウヨ」は停滞していったと過去の事象のように捉えられているが、変質...
非常に示唆的。 いわゆる「ネトウヨ」的な言説に対する長年の疑問のいくつかに解答を得ました。 例えば、主張思想的には、完全に「保守」の産経グループのフジテレビがなぜネトウヨの敵になっていたのか?とか。 最終章で、「ネトウヨ」は停滞していったと過去の事象のように捉えられているが、変質してより、社会全体に蔓延しているといったほうが良い状況。 ぜひ、2010年代~現在を再度考察した論考を。
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朝日新聞20191012掲載 評者: 宇野重規(東京大学教授・政治思想史) 読売新聞20191027掲載 評者: 森健(専修大学非常勤講師、ジャーナリスト) 東京新聞20211016掲載 評者: 栗原裕一郎(評論家) BRUTUS202111合本掲載 評者:田野大輔(社会学、歴史...
朝日新聞20191012掲載 評者: 宇野重規(東京大学教授・政治思想史) 読売新聞20191027掲載 評者: 森健(専修大学非常勤講師、ジャーナリスト) 東京新聞20211016掲載 評者: 栗原裕一郎(評論家) BRUTUS202111合本掲載 評者:田野大輔(社会学、歴史学)
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いわゆる「ネトウヨ」の興亡史。いかに発生し勢力を増し、頂点に達した後停滞したかが歴史物語を読むように語られる。政治的に中立であった初期の2ちゃんねる、善悪二元論を排したアニメを享受していたはずのサブカル層が、嫌韓になだれ込んでいく姿はワイマール共和国がナチスに飲み込まれていくよう...
いわゆる「ネトウヨ」の興亡史。いかに発生し勢力を増し、頂点に達した後停滞したかが歴史物語を読むように語られる。政治的に中立であった初期の2ちゃんねる、善悪二元論を排したアニメを享受していたはずのサブカル層が、嫌韓になだれ込んでいく姿はワイマール共和国がナチスに飲み込まれていくようで、あまりに面白くて逆に疑わしさも感じてしまう。 嫌韓本を販売していた出版社が、青林堂、宝島社と、かつては優良なサブカル本を出していたところなのに、と疑問を持っていたが、本書を読んでサブカルを支えた層の変質に沿っていたのかな、となんとなく納得できるようになった。
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