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どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は障害者運動が教えてくれる
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どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は障害者運動が教えてくれる

荒井裕樹(著者)

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どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は障害者運動が教えてくれる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2019/08/10
JAN 9784768435724

どうして、もっと怒らないの?

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2025/07/24

川口有美子さんの「いのちを支える言葉たち」、中島岳志さんの「「ポスト相模原事件」を生きる」が特に良い。 荒井さんが、相模原事件のような悲惨な事件が起こったのに社会が冷静過ぎる、もっと怒っていいことではないかと書かれているのだけどその原因は、社会の隅に追いやられ、植松に殺され、裁判...

川口有美子さんの「いのちを支える言葉たち」、中島岳志さんの「「ポスト相模原事件」を生きる」が特に良い。 荒井さんが、相模原事件のような悲惨な事件が起こったのに社会が冷静過ぎる、もっと怒っていいことではないかと書かれているのだけどその原因は、社会の隅に追いやられ、植松に殺され、裁判でも甲1、乙1と名前を奪われている様子を、姜尚中氏が「彼らは3度殺された」と言及していることに尽きる。彼らは最初から、そして死んでからもこの社会の構成メンバーに入っていない。以前手話を習った時、急に街中にろう者たちが沢山見えるようになって、私は彼らと関わりを持つまで、彼らをないものにしていたのだとわかった。「多様性」という言葉を上からどれだけ言われても、自分自身の世界の見え方そのものが変化しないことには叶わない。あと、川口さんとの対談で出てくる「死だけが不可逆なのである。生きて肌に温もりが残る間は改善可能性が、希望が残り続けている」と言う言葉はとても良い

Posted by ブクログ

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