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未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か? 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/08/09 |
JAN | 9784087210880 |
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未来への大分岐
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商品レビュー
4.1
63件のお客様レビュー
(2020/2/7) 分厚い新書。 世界最高峰の知性3人と、日本の経済思想家との対談3つ。 資本主義、共産主義、 AI、ベーシックインカム、、、 自由、平等、連帯、民主主義、、、 食べ物があふれ、ごみになっているのに、飢えている子供たちが大勢いる。日本で! この事実だけで、資...
(2020/2/7) 分厚い新書。 世界最高峰の知性3人と、日本の経済思想家との対談3つ。 資本主義、共産主義、 AI、ベーシックインカム、、、 自由、平等、連帯、民主主義、、、 食べ物があふれ、ごみになっているのに、飢えている子供たちが大勢いる。日本で! この事実だけで、資本主義にひずみが出ていることが分かる。 世界中で進む富の偏在。GAFA。 企業は内部留保を膨らませ、個人は貧しくなる。 教育格差が貧困の連鎖を生む、、。 一方、 知性のかけらもない首相や大統領が、国民の2割かそこらの支持で誕生する。 選挙ではそれぞれの議員の主張があっても、党議拘束で採決され、法案が決まる。 国民の血税があらぬ方向に使われても誰も文句を言えない。 「国民に選ばれた」と大手を振る。 民主主義も危ういものだ。 そしてAIの発展。 このあたりを永夜で解決しようとすると、ベーシックインカムにたどり着く。 ミルトン・フリードマン教授の負の所得税にたどり着く、とこの新書の中にあった。 私の敬愛するフリードマン。 今や悪名高い新自由主義を提唱した人、みたいな扱いだが、浅い見方だ。 へんちくりんな民主主義により国税がゆがんだ形で使われることを否定し、 自動的に再配分される仕組みとして、フリードマンは負の所得税を唱えた。 これが今はやりのベーシックインカムにつながる。 すばらしい。 気付かなかった。。
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三人との対談。 マイケル・ハート ・重要なのは政治家よりも社会運動 ※日本は年越し派遣村以外の運動がない ・選挙が民主主義の全てではない ・コモンを民主的に管理する経験 ・左翼のための余地を残した政権 マルクス・ガブリエル ・ハイデガー、ニーチェのファシズムとの親和性 ・ダメ...
三人との対談。 マイケル・ハート ・重要なのは政治家よりも社会運動 ※日本は年越し派遣村以外の運動がない ・選挙が民主主義の全てではない ・コモンを民主的に管理する経験 ・左翼のための余地を残した政権 マルクス・ガブリエル ・ハイデガー、ニーチェのファシズムとの親和性 ・ダメなものはダメ ・倫理は死すべき存在のため ・政治は分配 ポール・メイソン ・情報技術による経済は資本主義と共存できない。限界費用がゼロになるのがその一番の理由。
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資本主義は終わるけれど、それが人間の終焉ではないと信じています。正に未来の大分岐の話。ここで対話している人たちは素晴らしい。私も持続可能な未来はコモンしかないと考えています。また、ベーシックインカムにも言及しているところが凄いと思いました。
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