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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 童話屋 |
発売年月日 | 2019/08/05 |
JAN | 9784887471375 |
- 書籍
- 児童書
こども詩集 わくわく
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こども詩集 わくわく
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商品レビュー
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不惑を超えて、詩の良さを素直に受け入れられるようになってきた。 「なってきた」と書いたのは、この本に載っているような詩は、これまでの人生の中で一度や二度は出会ったことがあるものばかりだから。 そして、一二度しか出会っていなくても、出会ったことを覚えているということは、それだけ強...
不惑を超えて、詩の良さを素直に受け入れられるようになってきた。 「なってきた」と書いたのは、この本に載っているような詩は、これまでの人生の中で一度や二度は出会ったことがあるものばかりだから。 そして、一二度しか出会っていなくても、出会ったことを覚えているということは、それだけ強烈な印象を私に残していたはずだから。 その印象を私は忘れて生きてきた。 それだけの印象があったのに、それを好んで味わおうとはしなかった。 たぶん言葉の力が強すぎたのだろう。 そんな気がする。 一度拗けてしまうと、その強さにやられてしまう気がするのではないか、そんな気がする。 でも拗ける前ならば、その言葉をすんなりと受け入れることができる気がする。 だから私はこの詩の言葉たちを、どこか心の奥底か頭の片隅かに、そっと残していたのだろう。 願わくは子どもたちにもできるだけ多くこうした言葉に出会ってほしい。そしてそれを温めていってほしい。 その言葉たちがいつか必ず力になる日がくる。 そんな気がする。 それにしても、最初に出会ってから何十年か経って、ようやく言葉たちを受け止められるだけの成長を遂げたということなのだろうか。 いやはや、ずいぶん時間がかかったものである。
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