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インスマスの影 クトゥルー神話傑作選 新潮文庫
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インスマスの影 クトゥルー神話傑作選 新潮文庫

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(著者), 南條竹則(訳者)

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インスマスの影 クトゥルー神話傑作選 新潮文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/07/26
JAN 9784102401415

インスマスの影 クトゥルー神話傑作選

¥935

商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

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2026/02/23

クトゥルー神話の醍醐味は、言葉では表現できない人智を超えた存在を言葉で表現しようとするところ。読んだのは3作品目だが、その意味では一番彼らの存在を感じることができた作品であった。 一番気に入った作品は「ダンウィッチの怪」。ダンウィッチと呼ばれる街に住む一家は、ほかの住民とは隔絶し...

クトゥルー神話の醍醐味は、言葉では表現できない人智を超えた存在を言葉で表現しようとするところ。読んだのは3作品目だが、その意味では一番彼らの存在を感じることができた作品であった。 一番気に入った作品は「ダンウィッチの怪」。ダンウィッチと呼ばれる街に住む一家は、ほかの住民とは隔絶した生活を過ごしていた。そこで生まれた男の子は、異常なほど成長が早く、また、家で謎の作業を過ごしていた。普通ならこの子が異形の子と言うだけで終わるが、宇宙や古典をも巻き込んだクトゥルーの世界観はもっと大きな形でこの街に恐怖を与えていく。要所要所で現れる臭いに関する描写が頭のなかのイメージにとてもリアリティを与えてくる。 クトゥルー神話を読むならこの作品からがいいのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2026/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どの話も基本的に似通っていて、この陰鬱で気持ちの悪い世界観が作者は大好きなんだろうと思った。途中から胸やけするように重たく、読むのがしんどくなってきた。

Posted by ブクログ

2026/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一言ずつまとめ。 「異次元の色彩」 彼方から来た恐るべき隕石による、家人の衰亡を語る調子が、短い中に刻印されたおどろおどろしさがある。 「ダンウィッチの怪」 アーミティッジ教授と同僚二人による、恐るべき魔術師ホウェイトリー家のたくらみを阻止する冒険譚で、謎に包まれていた何者かというオチに読み応えがあった。 「クトゥルーの呼び声」 迫力はあまり感じなかったが、TRPGでもよく知るところの文言や呪文と遭遇したことで、これだ!とテンションが上がった。 「ニャルラトホテプ」 詩だとは知らず、エドガー・アラン・ポーを感じる暗黒観と、秘密的な幻惑体験の顛末を見届ける魅惑があった。 「闇にささやくもの」 ここらへんでそろそろお腹いっぱいになってきており、中編かあといううんざり感があったのに、本書では食い入るように読んだ一番のお気に入り、脳入り円筒という強烈なイメージの陳列とエイクリーを助けようと冒険したウィルマースのすれ違いがむごたらしい。 「暗闇の出没者」 短編で、ラヴクラフトの建築趣味が濃厚さを増していく、どろどろ曲者豚骨スープみたいな強迫観念による現実と非現実の境目が失われていく描写が圧巻。 「インスマスの影」 不気味さでは断トツ、筆記者または口話者が穏やかならざる抑揚で語るルポ的な生還物語と思いきや、急転直下である点とある点が符合してしまう、そのしめくくりが非常に深い余韻を残す。

Posted by ブクログ