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仏教入門 講談社現代新書
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仏教入門 講談社現代新書

南直哉(著者)

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仏教入門 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/07/17
JAN 9784065164716

仏教入門

¥902

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2025/03/28

著者自身の理解する仏教の根本的な発想が提出されている本です。 著者は、「仏教の思想的問題の核心が言語、すなわち無明にある」と述べています。たとえば、十二縁起にかんする部派仏教の解釈は、言語機能によって生じる実体間の因果関係を説くものだと批判して、実存としてのわれわれの妄執のメカ...

著者自身の理解する仏教の根本的な発想が提出されている本です。 著者は、「仏教の思想的問題の核心が言語、すなわち無明にある」と述べています。たとえば、十二縁起にかんする部派仏教の解釈は、言語機能によって生じる実体間の因果関係を説くものだと批判して、実存としてのわれわれの妄執のメカニズムを示したものとして解釈しなおす試みをおこなっています。 言語によってもたらされる妄執に陥っている状態が「無明」であり、それを自覚することが「悟り」だと著者は主張します。そのさいに著者が注意をうながしているのは、「悟り」とはなんらかの神秘的な体験を指すのではないということです。 たとえば本書中で著者は、坐禅のしかたについての具体的な解説をおこなっており、そこで「私」が解体されるような体験がつくり出されると述べています。しかし、そうした体験そのものは仏教の目的ではありません。特殊な体験をおおげさなことばでかざり立てることは、むしろ「超越的体験」を実体化する妄執に陥ることになります。著者は、「「言語化できない」と言い切ってしまえば、それがそのまま「言語を超えた真理」に転化しかねない」と述べて、こうした危険性を指摘しています。 むろん著者も、坐禅によってわれわれが「無明」の状態に陥っていることに気づくことができると認めています。しかし、体験そのものに執着することを厳しく排し、そうした「非思量」の状態から自己を実践の主体として再構成することが求められると著者は主張します。すなわち、「「自己」を「他者」に向けて切り開き、「他者に課される」実存から「他者を迎え入れる」演技的実存として再構成する」ことこそが重要なのです。こうして実現される他者との共生のありかたが、「慈悲」なのではないかと著者はいいます。 前著の『善の根拠』(講談社現代新書)では触れられていなかった「慈悲」についての踏み込んだ解釈が展開されているところは、興味深く読みました。

Posted by ブクログ

2024/01/24

読みやすく、とても面白かった。思想編の無明の発見を元にすると仏教への理解への手がかりとなるようだ。最後の涅槃が知り得ないため、の者となると信じて仏道に励むことになり、先日読んだ浄土真宗とつながると思った。

Posted by ブクログ

2023/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

coten radio の最澄と空海の回を聴いて、超ロジカルな仏教に興味をそそられ読んでみた。 いやぁ〜、仏教おもしろい!全然理解は及んでないし、本を読んだだけでは到達できない領域があるから、ほんのさわりしかわかってないと思うけど、おもしろさはすごく感じる。禅僧の方が書いてるので、なんか説得力もあって良き。 でも「歩いている人は歩いていない」はやっぱりよくわからない笑 わかりたいけどわかれない自分が悔しい泣 唯識に関する本も読んでみたいなぁ。

Posted by ブクログ