商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 山と渓谷社 |
| 発売年月日 | 2019/07/06 |
| JAN | 9784635048729 |
- 書籍
- 文庫
山怪
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山怪
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商品レビュー
3.6
28件のお客様レビュー
狐に化かされた”かも”知れない。という内容の書籍です。
飲酒 勘違い 知識不足 車のナビの誤作動などを,さも狐に化かされたなどと怪異に結びつける話が大半です。
きつね
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゆる民族学ラジオに突如ハマってしまい、黒川さんがオススメしてたので手に取ってみた。 ホラー好きではあるけれど、怪談の類にはあんまり興味が無く、とはいえ民俗学の視点を交えると途端に面白くなることが分かったのでチャレンジ。 本作は、山人の体験した無数の不思議な話が収録されている。狐火や狸や、それが一体なんだったのかまでは不明なままでも、文章化されることで風化せずに残り続けている。妖怪や怪異の伝聞の裏には、その地方での人々の暮らしが垣間見える。 妖怪の類はあまり刺さらずも、異界の章が特に面白かった。よく知る山道なのに何度も同じ場所に戻ってきて帰れないとか、カーナビが異変を起こして進路を変えたとかは、山育ちでなくとも想像しやすく気味が悪い。 あとがきにて、正体の分からない怪異こそ恐ろしいと特筆があり、まさにその通りだと思った。 妖怪は水木しげるに形を与えられキャラクターと化したけれど、本来は形がなく、音でしかわからない。 下手な邦ホラー/洋ホラーはすぐ拙いCGで形を与えてしまう心霊も、姿かたちがわからないときこそ本領を発揮し恐ろしさが倍増する。 そこまで刺さらなかったが、1~2ページの短編集なので読みやすかった。
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- ネタバレ
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山怪 山人が語る不思議な話 序文 Ⅰ 阿仁マタギの山 狐火があふれる地/ なぜか全裸で/ 楽しい夜店/ 生臭いものが好き/ 狐の復讐/ 見える人と見えない人/ 狸は音だけで満足する/ 消えた青い池/ 人魂、狐火、勝新太郎/ 親友の気配/ 辿り着かない道/ 蛇と山の不思議な関係/ 汚れた御札/ マタギの臨死体験/ 叫ぶ者/ 白銀の怪物 Ⅱ 異界への扉 狐と神隠し/ 不死身の白鹿/ 来たのは誰だ/ もう一人いる/ 道の向こうに/ 響き渡る絶叫/ 僕はここにいる/ 謎の山盛りご飯/ 山塊に蠢くもの/ 鶴岡市朝日地区/ 出羽三山/ 鷹匠の体験/ 奈良県山中・吉野町/ ツチノコは跳び跳ねる/ 足の無い人/ 巨大すぎる狐火/ 山から出られない/ 行者の忠告 Ⅲ タマシイとの邂逅 帰らない人/ 死者の微笑み/ 迎えに来る者/ ナビの策略/ 椎葉村にて/ テントの周りには/ 幻の白い山/ なぜか左右が逆になる/ 不気味な訪問者/ 天川村の事件/ 帰ってくる人/ 固まる爺婆/ お寺とタマシイ/ 飛ぶ女/ 帰ってくる大蛇/ 呼ぶ人、来る人/ 狐憑き/ 真夜中の石臼/ 狐火になった男 主にまたぎへの取材で聞いた山での不思議な話を三つのカテゴリーに分けています。 しかしながら、カテゴリー分けがあまり統一感が無いです。 取材先も全国各地にわたっていますが、その整理もされていません。 著者の考察もいろいろと書かれていますが、著者の感想的なものが多いです。 ということで、民俗学的なものを期待すると外れます。 純粋にこういた不思議なことがあるんだというふうに思えるように、変に感想など入れない方がよかったかもしれません。 いづれにしても、山は物の怪が住む場所なので、それを敬い尊ぶ姿勢を私たちは忘れないようにしたいものです。 竹蔵
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