商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 少年画報社 |
発売年月日 | 2019/07/10 |
JAN | 9784785964672 |
- コミック
- 少年画報社
とどのつまりの有頂天(2)
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とどのつまりの有頂天(2)
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
表紙がとても尊いです…… あらた伊里先生の作風の特徴って顔を容赦なく崩すギャグ描写をポンポン入れつつも胸がキュンとなるような恋愛描写を入れてくることだと思っているんだけど、この作品でもその作風は遺憾無く発揮されている 蓮が作り出す天然な距離感や発言に心乱されっぱなしの美古都...
表紙がとても尊いです…… あらた伊里先生の作風の特徴って顔を容赦なく崩すギャグ描写をポンポン入れつつも胸がキュンとなるような恋愛描写を入れてくることだと思っているんだけど、この作品でもその作風は遺憾無く発揮されている 蓮が作り出す天然な距離感や発言に心乱されっぱなしの美古都。対する蓮も美古都の感情をストレートに表現してくる言葉や自身の美古都への感情に振り回される。どちらが主導権を握っているということでもないし、どちらかが主導権を握れそうというわけでもない 互いに相手をどう想いたいか、その想いに自分はどう行動したいかで悩み苦しんでしまう 特に蓮の症状は深刻。家庭環境により愛というものを信じられなくなったどころか、いずれ愛情が醜く変質してしまうのではないかと恐れている。更に自己肯定感が低いから真っ直ぐな感情を向けてくる美古都にそんな歪な感情を向けてしまう自分への嫌悪も募る 美古都は初期と比べればかなり活発に行動するタイプになりつつ有るけど、それでも蓮の苦しみ全てをさらけ出させ包み込むにはまだ足りない。 互いに積極的になれず、心を打ち明けられず。端から見る分には彼女らは普通に両想いじゃないかと見えてしまうが当人たちにしか判らない苦しみが展開される ただ、美古都と蓮の関係性は蓮が美古都の優しさに乗っかっていた部分が大きいのは確かなわけで。そうやっていればいつかはバランスが崩れてしまう。美古都は限界を迎えてしまう。 美古都を泣かせてしまったが、ギリギリで大切なものに気付けた蓮。二人が抱きしめ合う光景はとても良いものだったね また、この作品では美古都と蓮の関係性が中心に描かれているけど、他のカップルについても中々に良い関係性が描かれていたり ツンデレとツンデレが仲良くなったらどうなるのって想定が描かれた愛莉と律。……この二人は名字が特徴的すぎて名前の印象が薄いな~ 同じレコード趣味からの繋がりと受け取っていたんだけど、愛莉が律を追いかける形だったのか。 自分を救ってくれたレコードを流していた律を探し、その律がレベルの高い高校へ挑戦すると言うなら自分もと行動した愛莉。こう見ると愛莉は完全に律に惚れているというのに、何故顔を合わせれば口喧嘩ばかりなのか… ていうか、中学時代と今の律が違いすぎません?何故高校デビューなんてせずにあのまま居てくれなかったのか…… タクヤと夜空は幼馴染カップルということで関係性は完成されているね。でも、それは最初から完成されていたというわけではなくて、辛くて楽しくない入院生活を送るタクヤの為に夜空が何をしようとしたのか、そんな夜空の為にタクヤは何を返そうとしたのか。そういった相互関係が有るからこそ、今の安定した幼馴染カップルの様子が形成されたのだろうね で、肝心の部分なんだけどこれで打ち切りというわけじゃなくて雑誌移籍という認識で良いんだよね?続きを待っていても良いんだよね? 続編ではなく1から、外見が少し変わるキャラが居るという部分に少し不安を覚えながらもこの作品との再会を待ちたいと思います だって、あんなにもキュンとしつつも笑える蓮と美古都、そして他のキャラの様子など、まだまだ見たい光景はいっぱいあるのだからね
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