商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/06/22 |
JAN | 9784620325903 |
- 書籍
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気づけない毒親
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気づけない毒親
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
筆者が優しく語りかけてくれる感じで、読みやすいです。トラウマと聞くと、とても深刻で自分は関係無いと思ってましたが、人間関係のだいたいの悩みは、幼少期の親との関係、その中で感情を抑圧する等のトラウマに原因がある。 自分のケースは、幼少期に自分の悩みを親に話した時に、親に反射的に叱...
筆者が優しく語りかけてくれる感じで、読みやすいです。トラウマと聞くと、とても深刻で自分は関係無いと思ってましたが、人間関係のだいたいの悩みは、幼少期の親との関係、その中で感情を抑圧する等のトラウマに原因がある。 自分のケースは、幼少期に自分の悩みを親に話した時に、親に反射的に叱咤激励され、それを親は「いつでも応援しているから。きっと大丈夫よ。前向きな気持ちでいよう」との言葉で表していたけど。そういったのが嫌だったんだなあーと感じる。単純に「大変だねー」とまずは共感してほしかったのかもしれない。 高齢親の介護については、いろいろな本にも書いてあるけど、「親の面倒を自ら見ようと思わないでください」との推奨を改めて確認。親への感謝や恩返しの気持ちは自然に湧いてくるものであって義務じゃない。書いてあるとおり!
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毒親のことを、上品ながらも毒舌で描かれているのが面白かった。何かのデータや実験に基づいたものではなく、あくまで著者がカウンセリングを行う中で感じた主観でしかないのだが、どれも共感できる内容だった。何より毒親の原因が「戦争後遺症」であるという視点が面白かった。戦争を経験した人は生きることがまず第一だったから、子供の気持ちは蔑ろにされていたが、衣食住に困ることのない現代においては、心が満たされているかどうか気にするようになった。しかし社会の変遷に取り残されたのが毒親であり、いつまでも戦争の不安を引きずっているとの事。毒親は子供のことを気にかけているようで実は自分の不安を解消したいだけ。 自分の気持ちに蓋をせず自分と向き合い、子供の気持ちにも向き合うようにしたい。
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親や家族との関係を考え直すところから、自分の中の思い込みに気づくことができると思う。 親にこうしてほしかったという幼い欲求を自分の子どもに再体験させている。さらに、男性との間にいい経験がないと思う場合、過去に父親に対して無意識に抱いていた感情がそのまま男性観になって主観的現実を再体験している…など。 自分が気づかなかった凝り固まった思考に一歩引いて俯瞰的に感じることができれば、相手の見え方が変わったり、アダルトな視点で親と向き合えたり。家族の関係を変えるのに遅すぎることはないな、と柔軟な考えがもてた。
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