子どもの本のもつ力 世界と出会える60冊

清水真砂子(著者)

• 販売会社／発売会社: 大月書店
• 発売年月日: 2019/06/16
• JAN: 9784272612383

商品レビュー

2025/04/25

本のもつ力の話と思って読んだら、お勧め本の60選だった。
読んだこともある本がいくつか載っていて、プロの受け止め方はこうも違うものかと驚いた。
特に、私としては低評価だった本が選ばれていたことには困惑した。
時代背景やその国の風俗や社会的な側面から、本に表れているあれこれを解説してくれる。
紹介される本は、低学年向けの絵本から中高生向けの本まで様々。
ブクログでの評価を見ると、そんなに高くないものも多いので、これらを読んだからと言って楽しめるのかはわからない。
読んでみようと思える本はいくつかメモできた。

2024/09/08

　私は本を紹介しているほんが好きです。自分ではあまり読まないようなジャンルの本も知ることができるところが好きです。この本は子供の本に焦点を合わせて紹介されています。
　絵本から海外文学まで、私はあまり読まないのですが少し興味が湧いてきました。本って読むだけで一気に世界が広がるんですよね。この本も一冊読めば世界が広がっていきますよ！

2024/04/02

「大人になって読む価値のない本は、子どもにも読む価値がない」と言ったのは、「ナルニア国物語」を書いたC.S.ルイスだったでしょうか。
と始まる本書。
その後に紹介される本の多彩なこと！
最近読んでいた読み聞かせの本は「意味のある」本ばかり紹介されていたけど、この本を読んでただ楽しむだけの本があってもいいということに気付かされた。
読み聞かせのボランティアをしていると何かしら読む本に意味を持たせたいと年数を経るごとに思うようになっていたけど、最初の頃はもっと単純に楽しいと思う本を選んでいたような気がする。
さぁ、新年度。初心に戻って心弾む絵本を選ぼうかと思った。