売上を、減らそう。 たどりついたのは業績至上主義からの解放
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売上を、減らそう。 たどりついたのは業績至上主義からの解放

中村朱美(著者)

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売上を、減らそう。 たどりついたのは業績至上主義からの解放

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ライツ社
発売年月日 2019/06/01
JAN 9784909044228

売上を、減らそう。

¥1,650

商品レビュー

4.2

110件のお客様レビュー

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2024/05/13

# 売上以外を売り上げる、脱帽の戦略 ## 面白かったところ - 売上を捨てて、上質なサービスを追求する選択と集中の戦略が気持ちよかった - 「会社は明日の責任を、従業員は今日の責任を」というフレーズが明瞭でとてもいい ## 微妙だったところ - 飲食店だけが売上の柱で...

# 売上以外を売り上げる、脱帽の戦略 ## 面白かったところ - 売上を捨てて、上質なサービスを追求する選択と集中の戦略が気持ちよかった - 「会社は明日の責任を、従業員は今日の責任を」というフレーズが明瞭でとてもいい ## 微妙だったところ - 飲食店だけが売上の柱ではないという点が少し残念だった ## 感想 資本主義社会の根幹を成す「売上」を捨てる。経営の第一目標を捨ててまで何を追い求めるのか。 そんな思いで本を手に取ったが、本当に諦めたのは売上だけだった。 裏を返せば売上以外は捨てていないわけで、ちゃんとマーケットインの市場調査や他社は真似できない商品価値向上のテクニックを惜しみなく本に書いてあったのは自信の現れだと思った。 原価率をとことん向上させるために精肉は使わないとか、一日100杯売り上げるために不断の努力を注いでいる詳細などはとても勉強になった。 売上以外で追求するものって、考えてみると業種やその会社の色・思想がとことん出るものだから、個人的にはめちゃくちゃ好きなカテゴリだったためスラスラ読めた。 ただ、社長が矢面に立って宣伝媒体になったり、店舗の母体である会社の売上は不動産収益も参入しているという事実は再現性の難しさを感じた。 一方で、特別な人間を採用しない戦略や、誰でもできるような仕組みづくりは飲食店ならではのTipsで面白かった。

Posted by ブクログ

2023/10/25

狐につままれた書 一読した時、損益分岐点と、社員の成長という語が頭に浮かんできた 一日100食というTOC、広告宣伝費ゼロ、フードロスゼロ、高い利益率というビジネスモデル 1000円という客単価にもかかわらず、1回20分という高回転が生み出すマジックなのでしょうか。 「従業員...

狐につままれた書 一読した時、損益分岐点と、社員の成長という語が頭に浮かんできた 一日100食というTOC、広告宣伝費ゼロ、フードロスゼロ、高い利益率というビジネスモデル 1000円という客単価にもかかわらず、1回20分という高回転が生み出すマジックなのでしょうか。 「従業員が働きやすい会社」と「会社として成り立つ経営」を両立させるには、どうしたらいいのでしょうか 会社の売上がどんなに伸びても、従業員が忙しくなって、働くことがしんどくなってしまったら、何の意味もありません。 頑張れという言葉を使うのではなく、仕組みで人を幸せにしたい 自分が嫌なことは従業員にもさせたくない、自分が働きたい会社にしたい 神は細部に宿る 100食限定、そして、整理券というビジネスモデルはフードロスという視点でも思わぬ成果を呼び込みました 予約もキャンセルもないので、余計なフードロスが発生しない 商品・店舗開発にあたって、クリアすべき条件を4つ定めている  ①月に1回、自分がその金額を出してでも行きたいお店かどうか  ②家庭で実現できないもの  ③大手チャーンに参入されにくいもの  ④みんなのごちそうであること 広告費は一切使わない 佰食屋の採用基準は、いまいる従業員たちと合う人 コツコツと丁寧に、毎日決められたことを、きちんとやる 広報は現場の片手間でできるほど簡単な仕事ではありません。広報こそ、売上げに直結する重要な経営戦略の1つです クレド=行動規範・信条があります、それは、会社は明日の責任を、みんなは今日の責任を 佰食屋の業務は、誰にでもできる仕事をベースとしていますが、個性、つまり、その人に向いているかどうかで選びます あるとき気がついたのですが、これまで苦労がたくさんあるからこそ、人にやさしくできる人が本当に多いということでした 私の座右の銘、それは、敵は己の中にあり です ほかの人がやらないこと、選ばないことをやる決断をするのは、とても孤独なことです 目次 はじめに 第1章 超ホワイト企業「佰食屋」はどのようにして生まれたのか 第2章 「100食限定」が生んだ5つのすごいメリット 第3章 佰食屋の労働とお金のリアルな実態 第4章 売上を目標にしない企業は、社員になにを課しているのか? 第5章 佰食屋1/2働き方のフランチャイズへ ISBN:9784909044228 出版社:ライツ社 判型:4-6 ページ数:264ページ 定価:1500円(本体) 発売日:2019年06月17日第1刷発行

Posted by ブクログ

2023/09/27

逆説的なタイトルでしたが、経営者の方のマインドがよく理解できます。 多くの労働者にとって、この方のような考え方はホワイト企業と感じられるでしょう。 一方で、飲食店であり小規模事業者に極めて近い環境でP/Lを組む必要がありますので、参考として捉えましょう。

Posted by ブクログ

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