井上ひさし ベスト・エッセイ ちくま文庫

井上ひさし(著者), 井上ユリ(編者)

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2019/06/10
• JAN: 9784480436009

商品レビュー

2025/11/16

読書ノート：https://note.com/futen_seisuke/n/n24ee181a527e

むずかしいことをやさしく……幅広い著作活動を続け、多岐にわたるエッセイを残した「言葉の魔術師」井上ひさしの作品を精選して贈る。井上ひさしの魅力だけを凝縮した一冊。読むたびに「こんな言葉の魔術師、他にいない」と思わせてくれる名品です。
テンポの良い語り口、鋭い観察眼、温かいユーモア。
どのエッセイも短く、疲れた心をふっと軽くしてくれます。
文学好きには説明不要の名作エッセイ集。
ユーモア、皮肉、人生の味わい深さが一冊に凝縮されています。

内容はどれも短く読み切りで、忙しい人でもサクッと読めるのが魅力。
井上ひさしならではの軽妙な語り口に、何度もクスッと笑わせられます。
本を読む習慣を取り戻したい人にも最適です。

2021/08/17

本当は「家庭口論」
　ブクログの中をあちこち探しましたが「家庭口論」とうとう見つからずここに記載しました。
　小説家の日々の暮らしがちょっと大袈裟に綴られていて共感できるところの多い作品です。ちょっとしたことで妻が不機嫌になって書斎に籠ることが何度もありました。
「不機嫌は最大の悪徳である」ワイルド(だったかな？)

2019/10/02

旅のお供。読みやすく、楽しいエッセイだった。語り口がテンポよく、軽妙で洒脱。昔のストリップ小屋バイトの話や、天皇の戦争責任の話など、時代を感じる。興味深い。