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刑罰
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刑罰

フェルディナント・フォン・シーラッハ(著者), 酒寄進一(訳者)

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刑罰

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/06/12
JAN 9784488010904

刑罰

¥1,870

商品レビュー

4

34件のお客様レビュー

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2026/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編小説。「刑罰」のタイトルがふさわしい。どれも人の心の闇(病み)が深い。 ドイツの裁判制度(参審制)の日本との違いがあって、理解の及ばないところもあるけれど。罪を犯すこと、罰せられること、適切な時を逃してはならないこと。サクッと読めるけれども、気持ちがどんよりしちゃう。

Posted by ブクログ

2026/02/19

『刑罰』 フェルディナント・フォン・シーラッハ 昨日に続けてシーラッハを読む、読んでから気づく。 この話は罰を与えられなかった者たちの苦しみの連続だということを。(もう少しタイトルとリンクして読む必要が私にはある気がする) 間違ったことには罰を与える、法的に罰する、社会的にも...

『刑罰』 フェルディナント・フォン・シーラッハ 昨日に続けてシーラッハを読む、読んでから気づく。 この話は罰を与えられなかった者たちの苦しみの連続だということを。(もう少しタイトルとリンクして読む必要が私にはある気がする) 間違ったことには罰を与える、法的に罰する、社会的にも罰せられる必要がある。  罰は苦しみにつながるが、しかし罪を犯したものの救いにもなりうる。罰せられることで救われる者はたくさんいるのだろう。 12の短編集からなる本作は、それぞれ物語の終わりに特徴がある。  罪を犯していても、なにも罪悪感を感じない者、寧ろせいせいしていて、自分は罰せられなくてよかったと心から安堵する者。または、直接的に自分が罪を犯していなくても近い者を亡くし、その罪悪感で自分も命を断つことを選ぶ者。 彼らにはどのような違いがあるのだろうか、やはりここでも、人間の複雑で曲がった特性が顕著に描かれているのだと気づく。 人間にはそれぞれの正しさが存在するのだ。自分にとって許し難いことを平気でやってくる者に対して、殺すことを躊躇しない正義。相手の弱さや不完全さを敏感に読み取って、自分までもが悪いのだと飲み込まれる、それもまたその人の正しさなのだ。 生きているとわかることは、正解のないもので溢れているということだ。ここで道を踏み外さないように生きるのも正しさであり、踏み外すのも正しさであり、そもそも道などないと考えるのも正しさなのだ。  それが正しいと当人が考えるのならば、それが正しさである。たまたま、世の秩序を守るために法律や規則が作られただけであって、やはりこの世には正解のない正しさで溢れているのだろう、と読み終わって思った。

Posted by ブクログ

2024/10/07

1個1個の短編が程よい長さで丁度良く、面白かった。犯罪に手を染めてしまう人を冷静な描写をしている点が、なんだかとても考えさせられる感じがした。他のシリーズもあるので、読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

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