子どもと親のためのワクチン読本 最新改訂版 知っておきたい予防接種

母里啓子(著者), えのきのこ

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2019/05/28
• JAN: 9784575314571

商品レビュー

2024/11/22

※私はワクチン推奨派ではありません。中立です。コロナワクチンに限ってはちょっと新しいのを打つのは怖いからやめておこうかな、と考えてます。

※森戸やすみさんの「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK 疑問や不安がすっきり! 」と併読する事をオススメします。

参考になるところもあったが、具体的な数値がほとんどない。柔らかい言葉で書いてあるが、極力予防接種は受けさせない方がいいという内容。かなり偏ってる印象。
ただ、全てに反対という訳ではなく中にははしかや破傷風などのワクチンは打ったほうがいいという見解もあったりするので多少の救いはある。
ただ、どの病気についても「自然に患って免疫を付けましょう。治ります。死ぬことはありません。」ばかり。
「ワクチンで100%防げる！」なんて思ってない人からすれば、その重症化や子供が苦しまないようにワクチンを打つのだが、、、という話。
特におたふくかぜについては「重症化すると聴力に障害が出ることはありますが、両耳ではありません」と書いてあって仰天した。片耳でも大問題では、と私は思った。

予防接種後に不幸にも亡くなってしまう方もいる事は事実。確かに怖い。
でもそれは、「外を歩いていたらトラックが突っ込んでくるかもしれないし通り魔に襲われるかもしれないし隕石が降ってくるかもしれないから危ない」みたいな話なんじゃないのだろうか、、、

2024/09/12

乳幼児の予防接種で使われているワクチンについてひとつひとつ細かく説明してあります。
子供が産まれた時にこんなにたくさんのワクチンを打たなきゃならないのはなぜだろう？と疑問に思ったので読みました。
厚生労働省のサイトとはまた違う視点で説明されています。
必要なワクチンは個々人違うんだ、自分で調べて選んでもいいんだということを教えてもらいました。
読んでいて思ったのは先天的な基礎疾患がなくて現状健康に問題がない子供に対しては特に考えずに全部打つ、怖いから打たないと極端な考え方でも通用しますが、そうでない子供に対してはその子に合った必要なワクチンの打ち方があって親が選んで打ってあげるのがいいのかもなと感じました。

2024/01/17

ワクチンへの指針を示してくれる本。本書は現在乳幼児に勧められる多数の予防接種について、病気の発症リスクとワクチンによる副作用の怖さを踏まえ、それらの要不要を説明してくれる本。結論、必要性が高いのは「四種混合」に含まれる破傷風のみ。一方で避けるべきなのは「四種混合」のうちのジフテリア、百日咳、ポリオ、「MRワクチン」のうちの麻疹、風疹、その他BCG、B型肝炎、ヒブ、肺炎球菌、水疱瘡、日本脳炎、おたふく、ロタウイルス、インフルエンザ、子宮頸癌。本書で不安を軽減することは大変有意義だと感じます。