「USBTypeC」の基礎知識 I/O BOOKS

勝田有一朗(著者)

• 販売会社／発売会社: 工学社
• 発売年月日: 2019/05/01
• JAN: 9784777520794

商品レビュー

2019/10/12

こないだ朝礼でUSBについて話している人がいたので、そういえばよく分かってないなと思って読んでみた。
相変わらず、USBのバージョン(主に転送速度の違い)と端子ごとの形の違いがあってややこしい。USB2.0 TypeCなんてものもあって、TypeCだからといって転送速度が速いとは限らないのだとか。そこらへん、気を付けないといけないのだろうなと思った。
ただ、USB TypeCになって今までよりピンの数が増えたことでやれることも増えたらしい。Thunderbolt等の規格を利用することで映像出力できたり、USB PDという大電力供給規格を利用することでこれまでにない大電力をサポートして、ノートPCの電力供給までできるのだとか(オプションなので、すべてのUSB TypeC製品がなんでもできるわけではない)。
現在はUSB3.2の仕様に則った製品がでようとしているらしく、さらに最大転送速度40GbpsのUSB4の規格が策定中なのだとか。そこまでくると、内蔵ストレージが少なくても、外付けで十分という考えになる人もでてきそうな気がする。

それにしても、昔中学の理科の授業で習ったけど、電圧と電流の違いについて全然分かってないことが分かった。このへん、あらためて勉強しなおしたほうがよさそう。