商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2019/05/24 |
| JAN | 9784041081525 |
- 書籍
- 文庫
准教授・高槻彰良の推察(2)
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准教授・高槻彰良の推察(2)
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商品レビュー
4
83件のお客様レビュー
准教授シリーズ2巻。読ませてくれます。読みやすいですし、読書が苦手だという人にも入りやすいのではないかという作品の一つかなと思います。 変な言い方ですが、懐かしかったり(コックリさんとか)身近に感じる現代怪異の現象が起こるんですが、そこに潜む人の心の様々な形に触れていくようなお話...
准教授シリーズ2巻。読ませてくれます。読みやすいですし、読書が苦手だという人にも入りやすいのではないかという作品の一つかなと思います。 変な言い方ですが、懐かしかったり(コックリさんとか)身近に感じる現代怪異の現象が起こるんですが、そこに潜む人の心の様々な形に触れていくようなお話。 各章、傷と痛み、悲しみと苦しみ、やるせなさ、エゴ、救済、誰もが持つその時々に身を置かれた場合の心情が綴られており、もしも自分が同じ立場であったならどうするだろう?そんな出会いたくもない直面の人の心理が暴かれていく展開。 それらに何とも言えない苦味を感じもするし、正しくはないとも思うけれど、理解出来ないとも思えない。読んでいて伴う胸の締め付けられるような、見たくないような、けれどきちんと考えなければいけないなと、思わせる切ないお話もありました。 特に3章の『奇跡の子供』の親子は読んでいて胸が詰まりそうでした。自分も母親であるので、もしも子供がこういった状況にあったらどうするだろう?そう考えながらお母さんや愛菜ちゃんの動向にはらはらしたり、お母さんに思わず「お願ーいっ!」と読みながら言葉を何度もかけたくなりました。 はー、私、出来た母ではないので身につまされる(笑)。 どの章もなんですが渦中の当事者、第三者、そして関わっていく高槻先生と尚哉くん達の、それぞれ動き見せてくる展開や思いなどが丁寧でわかりやすい。 言い方はアレですが誰が怪しいのか、原因とされる主要人物は途中で分かるんですけれど、それがどうしてそういう事をしたのかなどの理由、これらが解明される時が本当にスッキリするまとめ方なので読む手がドンドン止まらなくなります。早く先を急いで真相を知りたいけれど、途中経過も面白くて楽しい!と。いや、楽しいだけじゃないんですけど作品としての読む面白さでの楽しさとして。 毎回読んでいて思うのですが、この作品には喜怒哀楽がバランスよく散りばめられてます。辛さも甘みも全テイスト含む旨味。ヒヤリとする冷静と客観的なものもありつつの、ほっこりと癒されるような温かさに優しさ。そして忘れていないよといった愛情。クスリと笑えるコミカルさ。偏らせずにあるのは登場人物の魅力ある設定と肉付けからもきているのだと思います(前回でも同じ事書いた気がしますが/笑)。 今回の高槻先生は見所がより増しておりまして、3章は心に残りました。 彼の発する言葉は胸に沁み入るというか、聞き入って解かれていくいくような力があるなぁと。今回初めて感情的な面も見せるんですけど、それですらもグッとくる。苛烈であっても打ち付けられるような衝撃は受けない、そんなどこまでも丸みを残したものを覚えました。 それは高槻先生の過去の経験も知れたせいだとも思うのですが、それだからこそ時々に伺える陽だけではない影も持ち合わせる色に惹きこまれます。 尚哉くんも今回、風邪の件でより可愛いが爆発でした! あの嘘を聞き分けられる耳の不調で複雑な気持ちになっていく所とか、高槻先生に寄りかかる事も覚えてきたかな?ってシーンがすっごく可愛い!高槻先生も可愛いんですけど、尚哉くんもまた違ったクソ可愛さですよね!(誰に聞いてる)何だろ、大型ワンコと猫ちゃんみたいかな。 今回、耳の不調で嘘が分からなくなった事に普通に戻れる喜びと、特殊な力を持つ者同士の高槻先生を残してしまう後ろめたさとか、逆に力がなくなった事で高槻先生に不要だと思われてしまう怖さとか、今まで嘘が分かる事が当たり前になってしまっていて、突然無くなって却って不安と孤独を感じてしまうとか、そういった彼の心の動きが丁寧でウンウンと頷きたくなる。「わかるー、でもきっと先生気にしないよ!」って語り掛けてた私(笑)。 あの嘘音がもう少し柔い音だったらとか思ったりもしたけど、それだと死者祭りの罰にならないわな(;^ω^) でも本当に真面目ですよね、尚哉くん。そういう風になっちゃった背景があるからって思うと悲しくなるんですが、高槻先生の心にもまた近づいて、新たに知れた過去もまた哀しいものなのですけど、そこに入った、入れた尚哉くんと高槻先生の関係が良い締めでした。 最後に、佐々倉の健ちゃんは今回もワイルドカッコイイ!!いいなー、お近づきになりたいなー。写真撮らせて欲しいなー。←アホ
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高槻先生と尚哉の関係が深まり、少しずつ高槻先生の事情が明らかになってくて、尚哉も徐々に心を開いていく。尚哉が風邪を引いたとき、みんなが一斉にポケットティッシュを渡すシーンが優しくて好き。 今回は人の心の影の部分が鍵になるお話が多かった。気づいているけれど言わなかったこと、言えなか...
高槻先生と尚哉の関係が深まり、少しずつ高槻先生の事情が明らかになってくて、尚哉も徐々に心を開いていく。尚哉が風邪を引いたとき、みんなが一斉にポケットティッシュを渡すシーンが優しくて好き。 今回は人の心の影の部分が鍵になるお話が多かった。気づいているけれど言わなかったこと、言えなかったこと—目を逸らしていたそれに改めて向き合った依頼人たちの「これから」が、怪異に頼らなくても大丈夫なものになってほしいと思う。 人付き合いは面倒なことも多い。でも、一緒にいても苦にならない誰かに出会えることは幸せなことだと思えるお話。
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2巻は小学校のコックリさん(私は怖すぎてしたことはない)事件、スタジオに現れる幽霊事件、バス転落事故で1人助かり奇跡の子供と崇められている少女のお話でした。高槻准教授と佐々倉と尚哉のトリオが、わちゃわちゃしてて面白い。高槻准教授の講義の内容も勉強になります。
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