1,800円以上の注文で送料無料

富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ ブルーバックス
  • 新品
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-24-07

富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ ブルーバックス

鎌田浩毅(著者)

追加する に追加する

富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ ブルーバックス

1,100

獲得ポイント10P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/05/16
JAN 9784065160435

富士山噴火と南海トラフ

¥1,100

商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/10/26

●感想要約: 読書を通じ,富士山の宝永噴火が桜島50年分の火山灰を半月で噴出した規模の大きさに驚き,溶岩流による交通網の長期麻痺や噴石・火砕流の破壊力に強い恐怖心を覚えた.東海空白域を持つ南海トラフ地震との連動性や,火山活動誘発の可能性といった切迫した課題が示唆される.一方で噴火...

●感想要約: 読書を通じ,富士山の宝永噴火が桜島50年分の火山灰を半月で噴出した規模の大きさに驚き,溶岩流による交通網の長期麻痺や噴石・火砕流の破壊力に強い恐怖心を覚えた.東海空白域を持つ南海トラフ地震との連動性や,火山活動誘発の可能性といった切迫した課題が示唆される.一方で噴火予知の可能性は十分にあると感じた. ●科学博士の書評指数: 楽しみ度:★★☆☆☆ 共感度 :★☆☆☆☆ 学び度 :★★★★☆ 話題度 :★☆☆☆☆ お薦め度:★★☆☆☆ ●概要: 富士山を中心とした日本の火山活動を,多角的に解説している.富士山は「火山のデパート」と呼ばれるほど多様な噴火様式を持つことを紹介する.次に,火山灰は広範囲に影響し交通や農業を混乱させ,溶岩流や火砕流は局地的に甚大な被害を及ぼし,特に火砕流の破壊力は致命的であることを述べる.また,南海トラフ巨大地震との連動により,地殻変動が火山活動を誘発する可能性も示唆される.火山予知の現状と課題も紹介され,防災の重要性を強調する一冊である. ●感想: (1)富士山が噴火しているのを見たことがないので,富士山が「噴火のデパート」と言われる程,色々な形式で噴火してきたというのは意外に感じた.火山の時定数と人間の時定数の違いを感じます. (2)富士山が噴火した際の火山灰の量について最初にシミュレーションしている.自分は実家が鹿児島なので桜島の噴火を実体験している.その桜島の噴火で噴出される火山灰の50年分が,半月で噴出されたのが富士山の宝永噴火だったとのこと.ちょっと規模が違うなと感じます. (3)次に,溶岩流について分析している.富士山の火口は山頂を中心に北西から南東の方向に分布していて,その火口の配置にそって溶岩が流出すると推定されている.御殿場市から富士市のあたりで東名自動車道とぶつかる予想.東海道新幹線とも富士市あたりでぶつかるとの予想が示されている.交通機関は長期に麻痺するのだろうと感じます. (4)次に噴石の事を述べていて,御嶽山での60名に上る登山者の犠牲は突然降ってきた噴石が原因とのこと.富士山でも噴石の被害が想定されている.ここまで読むと,富士山に対して恐怖心が沸いてきて,あまり近づかない方が良いかなと思いました. (5)そして,火砕流.この様子は雲仙普賢岳の災害でイメージされる.起こってしまったら高速で襲われるので大変恐怖な現象. (6)後半部分は,南海トラフとの関連での富士山の歴史や今後の予想.そもそも富士山は4階構造の火山で構成されているとのこと.これはようやく最近わかったことらしい.富士山はまだ「若い」火山との位置付けらしい (7)南海トラフの地震の歴史をみると,東海部分は地震の空白期間が170年近くあるのが目立ち,地震の発生確率が高いのかなと感じさせられる.そして,富士山噴火との連動する可能性も述べられている. (8)最後に噴火の予測について議論されている.桜島では,山体膨張がリアルタイムで観測されているので,噴火警報につながっているとのこと.地震予測よりは,信頼性がありそうだと感じた.多分,富士山噴火の際は噴火予測が出来るのではと期待させる内容です. (9)いずれにせよ,富士山が噴火して,あの優美で綺麗な風景が無くなるのは,日本人として残念なので,できればあまり噴火してほしくないと思うのでした.

Posted by ブクログ

2025/03/29

富士山が噴火したら。南海トラフ地震との関連など。興味深く、自分事としてとらえないといけない時代に入って来たのだな。

Posted by ブクログ

2024/02/18

 自然災害時のハザードマップを作るのを富士山麓など観光地は嫌がるが、20万以上の麓住人だけでなく多くの観光客の避難のために様々な事態を想定して避難経路の想定は不可欠。  火山灰は粉末ガラス類似で、空中にあると航空機の飛行が不能、道路上にあるとクルマの走行が困難となる。噴火の空電で...

 自然災害時のハザードマップを作るのを富士山麓など観光地は嫌がるが、20万以上の麓住人だけでなく多くの観光客の避難のために様々な事態を想定して避難経路の想定は不可欠。  火山灰は粉末ガラス類似で、空中にあると航空機の飛行が不能、道路上にあるとクルマの走行が困難となる。噴火の空電で電波障害も起こり携帯通話もネット接続など通信も困難になるかもしれない。  放射能という見えない脅威「だけ」の原発事故避難でも数々の不手際があった。噴煙、火山弾、溶岩流、火砕流、に加え通信障害により混乱、道路渋滞、交通途絶など地震被害が加わり想定上限以内でも首都機能が麻痺する事態が考えられるが、対策は想定されているだろうか?

Posted by ブクログ