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シェリ 光文社古典新訳文庫
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シェリ 光文社古典新訳文庫

シドニー・ガブリエル・コレット(著者), 河野万里子(訳者)

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シェリ 光文社古典新訳文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/05/14
JAN 9784334754013

シェリ

¥902

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2025/11/05

49歳の元高級娼婦のレアと、25歳のシェリ。年齢差のありながら恋人関係にあった二人の関係性が、シェリの結婚、それもレアの同業の娘との結婚を機に揺れ動く。部屋や街の状況描写がとても色鮮やかで美しい。一方で仏語恋愛文学を読んでるとありがちなのだけど、登場人物の言動は突然変化が激しいよ...

49歳の元高級娼婦のレアと、25歳のシェリ。年齢差のありながら恋人関係にあった二人の関係性が、シェリの結婚、それもレアの同業の娘との結婚を機に揺れ動く。部屋や街の状況描写がとても色鮮やかで美しい。一方で仏語恋愛文学を読んでるとありがちなのだけど、登場人物の言動は突然変化が激しいように思える場面もあり、正直なところ不可解に感じるところも多いのだが、それは現代日本人とフランス人の恋愛にまつわる心理・文化の差なのだろうか。その不可解さ、あるいは過剰なまでの情熱深さを感じながら読んでると楽しい。最後のシーンは切なさが募り、良い読後感だった。

Posted by ブクログ

2025/10/14

49歳、元高級娼婦レアの色香漂う熟女の魅力が、余すところなく伝わってきます。美しい描写です。まとっている香水の香りまで漂ってきそうです。 彼女と恋人関係にあるのが、25歳のシェリ。本書のタイトルになっています。年の差恋愛というだけでも、ドキドキがとまりません。2人の6年間の馴れ...

49歳、元高級娼婦レアの色香漂う熟女の魅力が、余すところなく伝わってきます。美しい描写です。まとっている香水の香りまで漂ってきそうです。 彼女と恋人関係にあるのが、25歳のシェリ。本書のタイトルになっています。年の差恋愛というだけでも、ドキドキがとまりません。2人の6年間の馴れ合い生活の後、シェリは19歳のエドメと結婚。 シェリとエドメの新婚生活のぶつかり合いも読みどころですが、レアとシェリが別れた後の、それぞれの激しい心情の揺れの表現も、これまたスゴイ! 寄せては返す波のようにバシバシ打ち寄せてきて、夢中になって読んでしまいます。老いと若さの対比については、遠慮なしです。(レアについて、シワや白髪とか)シェリは、レアの肉体の衰えに失望しつつも、結婚後も心は彼女に引き寄せられていく。本物の恋です。 レアとシェリが対峙する最終場面は、最強にして最高の筆致でした。レアの潔さは素晴らしかった。男前ならぬ女前に、拍手です。 少し前にサラッと読んだ『ミス・サンシャイン』(吉田修一)も、年の差男女の恋で、「あらっ」と思ったのですが、1920年にこのような小説が発表されていること、衝撃です。 内容的にインパクトありですが、この小説全体が一つの絵画のようでした。文章表現から溢れ出る美しさに、最後までうっとり。

Posted by ブクログ

2024/09/27

49歳で老境となってしまう時代。忍び寄る老いを感じながら、若い恋人が結婚し自分から離れていくのを鷹揚に構えながらも不安定なレア。続編もあるようだが、美しければ美しいほど、若さが失われていく実感が強いのかもしれない。ましてやその美貌だけで生活してきた身では、お金はあっても心は満たさ...

49歳で老境となってしまう時代。忍び寄る老いを感じながら、若い恋人が結婚し自分から離れていくのを鷹揚に構えながらも不安定なレア。続編もあるようだが、美しければ美しいほど、若さが失われていく実感が強いのかもしれない。ましてやその美貌だけで生活してきた身では、お金はあっても心は満たされず焦燥感でいっぱいなんだなぁと感じた。

Posted by ブクログ