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許されようとは思いません 新潮文庫
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許されようとは思いません 新潮文庫

芦沢央(著者)

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許されようとは思いません 新潮文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/05/29
JAN 9784101014319

許されようとは思いません

¥693

商品レビュー

3.7

321件のお客様レビュー

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2024/10/31

どの話も本当に面白い短編集。 背中がゾクッとするような怖さが癖になります。ハッピーエンドにはない後味の悪さがたまらんですね。 「姉のように」では思わず最初に戻りました。「許されようとは思いません」では寒村の底知れない恐ろしさ、村八分の意味など、ゾクゾクしながら読みました。 ...

どの話も本当に面白い短編集。 背中がゾクッとするような怖さが癖になります。ハッピーエンドにはない後味の悪さがたまらんですね。 「姉のように」では思わず最初に戻りました。「許されようとは思いません」では寒村の底知れない恐ろしさ、村八分の意味など、ゾクゾクしながら読みました。 イヤミス好きには強くおすすめしたいです。

Posted by ブクログ

2024/10/06

かなり好きです。 やはり小説はこうでなくちゃ。ハッピーエンドなど要らない。それがほしいならアニメでもみてればいいと思うのです。感情が動かされ、後にまで尾を引くようなものが小説だと私は思います。 法律で処罰しきれないような、法律の境目のような所が突かれているような感覚を感じました。...

かなり好きです。 やはり小説はこうでなくちゃ。ハッピーエンドなど要らない。それがほしいならアニメでもみてればいいと思うのです。感情が動かされ、後にまで尾を引くようなものが小説だと私は思います。 法律で処罰しきれないような、法律の境目のような所が突かれているような感覚を感じました。最初の話では、警察が女性の道具として使用されているような。最終話でも警察が対処してくれなかったという文言が出てきたり。そのような「絶対的公権力に頼れない状況」を作成しているからこそ、安心感が存在しない、理不尽にやるせない気持ちにさせられるのかなと感じました。 暗い感情にさせる小説は、解決策を断ち切る部分が肝要なのだなと感じました。

Posted by ブクログ

2024/09/27

新潮文庫の100冊(2024)に入っていたので、読んでみました。 わたしは芦沢央さんの小説読むときは、体力ないと読めないんですよね=3 心臓に直撃するストーリーが多いので、心が弱っていると耐えられない。笑 それだけ心を揺さぶる作品を書いている作家さんだと思っています。 「許さ...

新潮文庫の100冊(2024)に入っていたので、読んでみました。 わたしは芦沢央さんの小説読むときは、体力ないと読めないんですよね=3 心臓に直撃するストーリーが多いので、心が弱っていると耐えられない。笑 それだけ心を揺さぶる作品を書いている作家さんだと思っています。 「許されようとは思いません」も、まさにそんな内容でした。 全部で5話の短編が収められています。 冒頭の『目撃者はいなかった』から、いや~な汗が出てきました。 その嫌な汗が最後まで、いや、読み終わった後も続くという読了感。 さすがです! どの作品もフィクションなのはわかっているんですけど、現実的な要素が身近にあるせいか、他人事とは思えないのです。 「もし、これが自分だったら・・・」 考えただけでゾッとします。 最後に収録されている「許されようとは思いません」はラストがホッとしますが、そこに行きつくまでの内容がえげつない。 集団の団結力を強めるために、外部からきた人間を差別し、追い込んでいく人間の性が色濃く出ていました。 『終わりがねぇものはおっかねぇよなぁ』 殺人を犯した祖母が放ったこの言葉。 終わりとは何を指しているのか。 それがわかった時、祖母は何を求めていたのか、全てが明らかになります。 歯切れの悪い終わり方ですが、あまり書くとネタバレしちゃうからね。 新潮文庫の100冊は当たりが多いですね。 ここ最近読んだもので100冊に入っているのは外れがない!

Posted by ブクログ

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