商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/05/22 |
JAN | 9784065156384 |
- 書籍
- 文庫
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの
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ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
「名もなき残響」 日々成長する者。 幼い頃に無意識に造り出した存在だと、いつの間にか全てを忘れてしまうのも仕方ないかも。 「Heavenly Blue Butterfly」 息絶えてもなお。 簡単に敷地内へ侵入出来るのもどうかと思うが、子猫を連れて探しに来る場所ではないだろ。 ...
「名もなき残響」 日々成長する者。 幼い頃に無意識に造り出した存在だと、いつの間にか全てを忘れてしまうのも仕方ないかも。 「Heavenly Blue Butterfly」 息絶えてもなお。 簡単に敷地内へ侵入出来るのもどうかと思うが、子猫を連れて探しに来る場所ではないだろ。 「罪を喰らうもの」 二つは繋がって。 簡単に逆らうことが出来ない相手だからこそ、事故も含め手のひらの上で踊らされたのだろ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編連作というべきか。林で見たドッペルゲンガー、蝶(猫)の幽霊ときて最後の話につながっていく。アンソニーが替え玉で実は庭師の子供だったとか、礼拝堂で死んでいた男がミルフォード卿の異母弟という設定あたりは合理的なミステリっぽいのに、そこに至るまでが怪異がらみになっているので、あッこれはやっぱり幻想小説なのか…となった。あと最後に寄宿舎モノ名物少年愛が出てくるとは思わなかった…。オーランドがパトリックに紀行文なんかを書けばいいと言っていたり、これで終わりそうな雰囲気を醸し出しているけれどレーベル変わって続いていてよかった。もうそろそろ目をケガする頃だね…。
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親族に疎まれ失意のまま辺境の神学校に編入したオーランドは、この世の怪を蒐める不思議な少年と出会う。のちに日本で『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲が英国で過ごしたまばゆい青春と友情の記録。日に日に恐るべき速さで成長する子どもが彼らのもとをおとずれる奇譚「名もなき残響」...
親族に疎まれ失意のまま辺境の神学校に編入したオーランドは、この世の怪を蒐める不思議な少年と出会う。のちに日本で『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲が英国で過ごしたまばゆい青春と友情の記録。日に日に恐るべき速さで成長する子どもが彼らのもとをおとずれる奇譚「名もなき残響」、姿を消した黒猫と死を呼ぶ青い蝶を巡る「Heavenly Blue Butterfly」、他一編。
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