商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2019/05/01 |
JAN | 9784800293671 |
- 書籍
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脱税の世界史
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脱税の世界史
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
税制がテーマですが、歴史や社会構に対する理解を深められる良書だと思います。世界史を習う学生の頃に読みたかった。
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権力とは、「『正しい』を規定できるチカラ」である。秦の始皇帝は銭を統一し、人頭税を創設した。贋金や脱税が発生した/イエスの喩えにはカネの話が多い。ユダが受け取ったカネを弟子たちは受けるのを拒んだ/はじめは全財産を差し出させる集団だったが、体制化しローマ帝国と両立すると教会は1/1...
権力とは、「『正しい』を規定できるチカラ」である。秦の始皇帝は銭を統一し、人頭税を創設した。贋金や脱税が発生した/イエスの喩えにはカネの話が多い。ユダが受け取ったカネを弟子たちは受けるのを拒んだ/はじめは全財産を差し出させる集団だったが、体制化しローマ帝国と両立すると教会は1/10税で運営することになった/絶対国家は教会に嫉妬し、ヘンリー8世は離婚の不許可を口実に教会から徴税権を取り上げた/イギリスから独立して無税地となったアメリカは、所得税創設で欧州大戦に参戦/ヒトラーは印税収入脱税でナチスの基礎を建設
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元国税調査官の著者が、税金と脱税を軸に歴史を語る本書。 前半、というか全15章のうち9章までは、同著者の「お金の流れでわかる世界の歴史」と重複するトピックだった。 ほぼ同じ文章が続くのもあり、同著を読んでいる場合は退屈に感じるかもしれない。 10章〜15章は、近代の事例を解説し...
元国税調査官の著者が、税金と脱税を軸に歴史を語る本書。 前半、というか全15章のうち9章までは、同著者の「お金の流れでわかる世界の歴史」と重複するトピックだった。 ほぼ同じ文章が続くのもあり、同著を読んでいる場合は退屈に感じるかもしれない。 10章〜15章は、近代の事例を解説しながら、国際的な税制がどういった形になってきたかを解説し、更にそれを逃れる企業や、各国の思惑などが語られており、非常に面白く読めた。
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