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ドラゴンボール超 ブロリー アニメコミックス
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ドラゴンボール超 ブロリー アニメコミックス
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『ドラゴンボール超 ブロリー』は2018年12月14日公開の『ドラゴンボール』のアニメ映画。フリーザ軍は孫悟空らによって壊滅的な打撃を受け、立て直し中である。漫画本編では強大な組織であったが、立て直し中の組織の事情が描かれる。 『Star Wars』のレジェンズで描かれたエンド...
『ドラゴンボール超 ブロリー』は2018年12月14日公開の『ドラゴンボール』のアニメ映画。フリーザ軍は孫悟空らによって壊滅的な打撃を受け、立て直し中である。漫画本編では強大な組織であったが、立て直し中の組織の事情が描かれる。 『Star Wars』のレジェンズで描かれたエンドアの戦い後の銀河帝国や『機動戦士ガンダムUC』の袖付きと重なる。敵側の組織なのに感情移入しやすい。逆に『機動戦士ガンダム』シリーズのような地球連邦のような官僚的な組織は公務員的な醜さがあり、全く共感できない。『ブロリー』ではフリーザ軍に人間的な女性兵を登場させ、物語に敵を倒すだけではない味を出している。 フリーザは漫画の登場時は丁寧語を話すボスキャラとしてユニークな存在感を放った。しかし、『ドラゴンボール』の影響は圧倒的であり、逆にボスキャラのイメージになった。それ故に『ONE PICE』のビッグ・マムやカイドウ、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨のような理屈が通じない理不尽なボスキャラが描かれると、化け物的な存在とする演出だろうが、小物と感じてしまう。 『ドラゴンボール』は週刊少年ジャンプ黄金期を代表する人気漫画であるが、圧倒的な力でしか解決できない展開になり、物語は行き詰った。タイトルの『ドラゴンボール』の存在意義が乏しくなった。これに対して『ブロリー』はドラゴンボールが意味を持っている。
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