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北条義時 これ運命の縮まるべき端か ミネルヴァ日本評伝選
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北条義時 これ運命の縮まるべき端か ミネルヴァ日本評伝選

岡田清一(著者)

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北条義時 これ運命の縮まるべき端か ミネルヴァ日本評伝選

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2019/04/11
JAN 9784623086047

北条義時

¥3,300

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2022/05/07

後鳥羽上皇が、倒幕ではなく義時追討である理由に感銘を受けた。 また、承久の乱後や義時死後まで記されており、大変興味深かった。

Posted by ブクログ

2022/02/08

この人物や周辺の人物について、非常に詳細な分析で、驚きの発見が多かった。そもそも義時は兄・宗時が戦死した後は、江間義時として江間家を創設し、北条を嗣いでいなかった。時政は弟の時房を後継として派手な元服式まで行っていた!また美人の誉れが高い比企朝宗の娘に懸想し。頼朝が仲立ちし30歳...

この人物や周辺の人物について、非常に詳細な分析で、驚きの発見が多かった。そもそも義時は兄・宗時が戦死した後は、江間義時として江間家を創設し、北条を嗣いでいなかった。時政は弟の時房を後継として派手な元服式まで行っていた!また美人の誉れが高い比企朝宗の娘に懸想し。頼朝が仲立ちし30歳で結婚した。時政には軽んじられていたが、頼朝には非常に信頼されていたということ。義時が死んだ後も、泰時が北条の後継と決まっていたわけでなく、弟・時房や義時の末子・政村の可能性があったなど。そして義時は執権と名乗っていなかった、得宗とも当初はされていなかった…等々。神皇正統記や太平記、また尊氏の評価では義時に好意的な記載だったとのこと。新井白石以降、評価が昭和に至るまで悪化したそうだ。後鳥羽上皇などを流罪にしただけではなく、数々の暗殺事件などの張本人とされたからのようである。それにしてもこの鎌倉時代の初期はミステリアスな興味をそそられる時代である。「北条義時」の著者・安田元久は恩師とのこと。58年ぶりの著作は新しい知見にも富んでいた。

Posted by ブクログ

2022/02/06

目立たない前半生を過ごし最終的に権力掌握に至るものの、生涯を通してその積極性の低さが印象的。執権としての北条氏の権力が確立していく過程や、一族内における後継争いの実情、時代や研究上における評価の変遷など興味深い内容が多かった。

Posted by ブクログ

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