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ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実 朝日文庫
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/04/05 |
JAN | 9784022619655 |
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ぼくの週プロ青春記
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ぼくの週プロ青春記
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
何気なく手にとって読んでみたが、これが夢中になって読んでしまった。 世代的に、小学生の頃からプロレスアルバムを買い、デラックスプロレスを読み、週プロが創刊されば毎週買い求め、社会人になってからは毎週水曜の夜に新橋の駅前の売店で早売りを買い求め、もちろん「夢の架け橋」にもワクワク...
何気なく手にとって読んでみたが、これが夢中になって読んでしまった。 世代的に、小学生の頃からプロレスアルバムを買い、デラックスプロレスを読み、週プロが創刊されば毎週買い求め、社会人になってからは毎週水曜の夜に新橋の駅前の売店で早売りを買い求め、もちろん「夢の架け橋」にもワクワクしながら出かけた自分にはドンピシャであった。 プロレス記者、プロレスマスコミってこういうもこだったのかということよりも、それがどれだけ充実していたかということが伝わってきた。まさに青春記であった。
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自分も確実にこの時代の「週プロ」の躁状態に巻き込まれていました。当時はターザン山本のクレージーが「週プロ」の躁を作り出していたと思っていましたが、確かに「週プロ」の「週プロ」たる由縁は、FMWやW★INGなどのインディーズ、全女やJPWなどの女子プロレスへの肩入れが、ページで弾け...
自分も確実にこの時代の「週プロ」の躁状態に巻き込まれていました。当時はターザン山本のクレージーが「週プロ」の躁を作り出していたと思っていましたが、確かに「週プロ」の「週プロ」たる由縁は、FMWやW★INGなどのインディーズ、全女やJPWなどの女子プロレスへの肩入れが、ページで弾けていることによって生まれていたような気がしてきました。たぶん、くどめが表紙というサプライズの時もピンクの差し色でプロレス雑誌らしからぬデザインに拍手気分だったことを思い出しました。インディーズはフロントが脆弱なため、メディアへの依存が激しく、団体核分裂時代だからこそ、次々生まれるインディーズがメディアをホールドしょうとし、メディアもインサイドにどんどん入っていき、熱情とストーリーテリングでそれを紙面としていく…何者でもない無名の団体、無名のレスラーと「週プロ」に記事を載せたいと思う若手記者のコラボレーション、これまさに「青春記」という題名で正解です。「活字プロレス」というファンタジーが、インディーズにまで広がった時代が週プロ全盛期だったのだと思います。「総合格闘技」というリアル(でもこれもファンタジーでしたが…)が吹き荒れてファンタジープロレスの火を消してしまう前の、一瞬の燃え盛りが週プロの躁状態だったのかも知れません。
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週プロの主にインディの担当だった小島和宏による自伝。 今はプロレス界から離れてることもあり、内幕にまで踏み込んでおり、読みごたえがあった。
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